過去ログ - 涅マユリ「椎名・・・まゆり・・・?」
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2012/07/17(火) 01:25:37.51 ID:49Lu2x3c0
〜未来ガジェット研究所〜
AD2010・08・14

クリス「オペレーション・ヴァルキリア!開始よ!」


岡部とルカ子は渋谷から上野まで、黙って徒歩で往復している。
その真後ろを、涅マユリがべったり貼りつくように歩いている。

時折、岡部とルカ子は短い会話をする。しかし、

涅マユリ「中身のない話ばかり…。いい加減嫌気がさすヨ。」

一体いつまで同じような道を歩き続けるのか。

すでに涅マユリの苛立ちはピークに来ている。

何か、世界線に関する会話はないものか。

涅マユリ(いっそこいつら解剖して直接脳内から情報を引き出すか・・・?)

苛立ちがピークの涅マユリは、そっと自らの斬魄刀に手を伸ばす。

涅マユリ「・・・掻き毟れ・・・!・・・メリケン処・・・!・・・じゃないっ!!」

涅マユリの独り相撲をよそに、ルカ子が話し出す。

ルカ子「あの時岡部さんが言ってくれた言葉が、すごく嬉しかったんです。あの言葉があったから、岡部さんのこと…」

涅マユリは興味なさ気にその会話を聞き流していた。もっと世界線に関して深く突っ込んだ会話は無いものか。涅マユリが望むのはそれだ。
それなのにこの二人ときたら、さっきから沈黙か、短いくだらない会話しかしていない。

涅マユリ「全く・・・そんなこと、どうでも・・・」
岡部「そんなこと、どうでもいい・・・か。」

二人の言葉が被ったのはただの偶然である。もちろんそれを知るのは涅マユリだけだが。

だが、

岡部「ちょっと待てルカ子!それはお前が、男だった時の記憶ではないのか?」

涅マユリ「!!」

涅マユリ(このルカ子という女、過去が変わる前の記憶を持っている?)

涅マユリ(世界線を越えて記憶が継続した?それなのに今までそのことに気がつかなかった。)

涅マユリ(女のルカ子が男としての記憶を持っている。明らかな矛盾。・・・そのことに今まで気がつかなかった?・・・世界線を越えた記憶の継続。)

涅マユリ「やればできるじゃないかネ・・・面白い話を・・・。」



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