過去ログ - まどか「ほむらちゃんはわたしのこと、殺せるの?」
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109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/07/31(火) 02:31:50.52 ID:UqGSsQeao
長くなりそうだから二分割で。
ひとまず前半を。


110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/07/31(火) 02:32:19.21 ID:UqGSsQeao

日の沈む夕暮れ時。
理由も無く悲しくなり、大人の階段を上るような錯覚に陥る時間帯。
それは昼と夜との境界線上の、あいまいな世界。

以下略



111:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/07/31(火) 02:32:57.21 ID:UqGSsQeao

5697

そんな白昼夢を見ていたんです。
見ていたかったんです。
以下略



112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/07/31(火) 02:33:39.33 ID:UqGSsQeao

頭を抱えたくなる衝動を堪えながら、すぐ左隣で全長800メートル以上の『流しラーメン』をしている中沢を見た。
ずっと抱いていた疑問――ではなく、最近抱いた疑問を何気なく口にする。

ほむら「そういえば以前あなたに似た友人に『マアト』が創作上のお菓子だって言われた気がしたのだけれど」
以下略



113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/07/31(火) 02:34:06.81 ID:UqGSsQeao

ほむら「そういえば、美樹さやか。一つ聞いてもいいかしら」

さやか「なにペロ?」

以下略



114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/07/31(火) 02:34:53.67 ID:UqGSsQeao
そんなこんなで、私達は見滝原市のとある工業地帯にやってきた。

上条恭介に会うために。

……どうして、などという疑問は抱かない。疲れたので。
以下略



115:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/07/31(火) 02:35:20.32 ID:UqGSsQeao

さやか「たまには恭介の演奏が聴きたいなーなんて思っちゃって。だめかな?」

恭介「ダメなわけないじゃないか! 他ならぬさやかの頼みだしね。ここでいいのかい?」

以下略



116:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/07/31(火) 02:35:49.26 ID:UqGSsQeao

ここであらかじめ説明しておきたいのだが、私は別に怪しいクスリなんて使ってはいない。
現実逃避する癖はあるが幻覚は見ないし、視覚も正常。精神状態もきわめて良好だ。
頭がおかしいなんてことはないし、ヘンなフィルターや魔法を掛けられたなんてこともない。
その上で、もう一度私は、目の前で起こったその現象を言葉にしてみようと思う。
以下略



117:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/07/31(火) 02:36:21.64 ID:UqGSsQeao

さやか「はぁ……何度見ても恭介の『二○型一〇機械腕式楽団兼衛星砲』楽団形態の展開シーンは最高だよねぇ……」

まどか「超ジャージ部魂だね! まるっ!」

以下略



118:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/07/31(火) 02:36:48.50 ID:UqGSsQeao

――そんな時、私の鼻腔をスパイスの香りがかすかにくすぐった。

ほむら「――――はっ!?」

以下略



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