過去ログ - まどか「ほむらちゃんはわたしのこと、殺せるの?」
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34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/07/15(日) 21:39:26.26 ID:gsBO0xb9o

そんな時だ。
私たちの前方、15メートルの地点。
卵焼きを作っていた中沢の頭めがけて、空から赤い髪の魔法少女――佐倉杏子が降ってきた。
中沢はそのダメージで20メートルほど吹っ飛び、物言わぬボロ人形に成り果ててしまう。

まどか「これって……」

ふたたび杏子が空から降ってきた。
彼女は今度は前方10メートル、やや右よりの方角に落ちて、大きなクレーターを作り上げる。

さらに杏子が落ちてくる。クレーターが形成される。

またもや杏子が。これまたクレーターが。

そして私が我に返ったときには、もうなにもかも手遅れだった。
見滝原市は、豪雨のような勢いで降り注ぐ杏子によって真っ赤に染まっていた。
あたり一面が杏子の海で満たしつくされている。杏子杏子杏子杏子杏子杏子杏子……。

さやか「あーそっじゃ、今日ってあれだったんだね、天気」

杏子「あれじゃ仕方ないよなぁ」

ほむら「……勝手に納得しないで詳しく説明しなさい」

まどか「あれ、ほむらちゃん天気予報見なかったの?」

ほむら「……ええ、まあ」

そもそも気象予報士にこんな状況が予報できるはずもないだろう。
いや――待て。たしかさっき私が目を覚ました時に聞いた言葉。

あれは確か――――



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