過去ログ - まどか「ほむらちゃんはわたしのこと、殺せるの?」
1- 20
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/07/15(日) 02:11:37.13 ID:gsBO0xb9o
その言葉を聞いた瞬間、私の頭の中に花々が咲き誇り天使が空を舞う天国がぱっと広がった。
でもそれはすぐに溶岩の花が咲き誇り魑魅魍魎が跋扈する地獄に様変わりする。

と言うのは大げさだが、それらが頭の中に同時に浮かび上がったのだ。
なぜ相反する性質の物が同時に存在できるのか。
それはわたしがまだまどかの方を向いていないからだ。

観測されない箱の中の猫と同じである。
毒ガスで死んだ猫がいるのか、それとも毒ガスが出なかったことで助かった猫がいるのか。
どちらかはまだ分からない。これが確か……しゅ、シュプレヒコールのコネ……?

まどか「どうしたのほむらちゃん?」

ほむら「――! まど、か……?」

嗚呼、神様感謝します。

少なくとも私の目の前にいるまどかはこれ以上無いほどにまどかでした。
赤いリボンのところが神々しいまでにまどかでした。
幼い顔の辺りがまさにまさしくまどかでした。

身長もスタイルも雰囲気も全部、そう、これぞまどか。

ある一点――正確には二点――を除いては。

まどか「元気ないね。はい、こんな時は――」

そう言って、まどかは私に一本のドリンクを手渡した。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
160Res/96.66 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice