過去ログ - まゆり「トゥットゥルー!」岡部「・・・え?」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/07/15(日) 11:15:56.46 ID:oYsnArAb0
俺は。

まゆりが死ぬα世界線。

紅莉栖が死ぬβ世界線。

絶望しかない二つの未来を、認めなかった。



そしてたどり着いた、SG世界線。

もう、誰も死なない。

もう、誰も傷つかない。



俺は、運命に勝利した――

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/07/15(日) 11:25:28.25 ID:oYsnArAb0
10月――

ダル「ちょ、オカリン!」

岡部「ん?」
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/07/15(日) 11:28:46.53 ID:oYsnArAb0
まゆり「なぁにオカリン?」

岡部「ふきんをもってきてくれ!」

まゆり「嫌なのです☆」
以下略



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2012/07/15(日) 11:36:53.67 ID:oYsnArAb0
まゆり「はい、オカリン」

岡部「さぁすがは我が人質ッ!エロゲ三昧のメタボハッカーとは訳が違うな」

ダル「大学生の中二病患者に言われたくないお」
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/07/15(日) 11:41:52.12 ID:XT6KQW/jo
なにこれ気になる


6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/07/15(日) 11:47:56.86 ID:oYsnArAb0
ダル「・・・」

岡部「・・・ダルよ、なぜこちらを睨む」

ダル「オカリン、まゆ氏となんかあったん?」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/07/15(日) 12:00:54.13 ID:oYsnArAb0
アメリカでの、正確に言うとそれ以上の紆余曲折を経て、俺と紅莉栖は結ばれた。

告白の後、ホテルに戻った俺たちはラボメンに事の経緯を説明した。

紅莉栖は恥ずかしがっていたが、俺はラボメンに隠し事をする気などさらさらなかったのだ。
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/07/15(日) 12:12:19.47 ID:oYsnArAb0
岡部「シャーラップッ、ラボ・メンバーズよ!このメァァーッドサイエンティスッの鳳凰院凶真がキスなどするはずがなかろう!」

ダル「オカリン、顔が真っ赤なのだぜ」

フェイリス「つよがっちゃってかわいいニャ♪」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/07/15(日) 12:19:28.91 ID:oYsnArAb0
その日はまゆりとルカ子の部屋に全員集まり、深夜まで騒いだ。

まゆりが寝てしまったのでそろそろおひらきにしようか、と紅莉栖が言い、各自の部屋へ戻った。

フェイリス「凶真はクーニャンとおんなじ部屋がいいんじゃないかニャン♪シングルベッドでニャンニャン♪」
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/07/15(日) 12:25:30.82 ID:oYsnArAb0
部屋に戻るとダルがその巨体でベッドを占領しており、大きな寝息を立てていた。

俺は白衣を脱いでハンガーにかけると、なんとなく夜風に当たりたくなったので部屋を出た。


以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/07/15(日) 12:35:02.61 ID:oYsnArAb0
今でも目を閉じれば、額から血を流すまゆりが。血まみれになって倒れている紅莉栖が、脳裏に蘇る。

そして、その傍らで何もできず、ただバカみたいに突っ立っている自分も。

それだけじゃない。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/07/15(日) 12:41:40.58 ID:oYsnArAb0
「オーカリン♪」

気が付くと、横にまゆりが立っていた。


以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/07/15(日) 12:48:02.70 ID:oYsnArAb0
少し、――ドキッとした。


岡部「何を言っているのだ。客観的に見れば、俺は今幸せの絶頂に・・・」

以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/07/15(日) 13:00:39.45 ID:oYsnArAb0
岡部「はぁ、はぁ・・・すまない」

まゆり「・・・うん」


以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/07/15(日) 13:08:44.81 ID:oYsnArAb0
もちろん同じ状況になったとしたら、今の紅莉栖も俺を助けてくれるだろう。それは断言できる。

だが彼女にとって俺は、ただの命の恩人であり、実質二週間程度を一緒にのんびりとすごしただけの存在なのだ。


以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/07/15(日) 13:15:00.94 ID:oYsnArAb0
岡部「・・・まゆり、部屋にもどってくれ。俺はひとりで考えなければならないことがあるのでな」

まゆり「いやだよ」

岡部「まゆり?」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/07/15(日) 13:25:27.12 ID:oYsnArAb0
岡部「待て!俺はそんなことは言っていないぞ!?」

言った。確かに言ったが、それはまゆりが死ぬ世界、β世界線での話だ。

なぜまゆりがその記憶を?まさか、リーディングシュタイナーが――
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/07/15(日) 13:36:50.15 ID:oYsnArAb0
俺は辺りを見回した。幸いにも、起きてくる宿泊客はいなかった。


まゆり「話してよ・・・まゆしぃに・・・」

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/07/15(日) 13:47:29.73 ID:oYsnArAb0
まゆり「オカリン・・・」

岡部「ではな、まゆり!風邪を引くことのないよう、頭まで布団をかぶって寝るのだぞ!!」


以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/07/15(日) 13:56:55.95 ID:oYsnArAb0
このことはまだ、ダルには言っていない。

だが気のつく奴だ。今日のまゆりを見る前から、どうも感づいていたらしい。

紅莉栖にも言っていない。アメリカで頑張っているあいつに、なるべく負担はかけたくない。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/07/15(日) 14:10:38.07 ID:QiqydM7Fo
まだかな


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