過去ログ - まゆり「トゥットゥルー!」岡部「・・・え?」
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2012/07/15(日) 12:35:02.61 ID:oYsnArAb0
今でも目を閉じれば、額から血を流すまゆりが。血まみれになって倒れている紅莉栖が、脳裏に蘇る。
そして、その傍らで何もできず、ただバカみたいに突っ立っている自分も。
それだけじゃない。
以下略
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2012/07/15(日) 12:41:40.58 ID:oYsnArAb0
「オーカリン♪」
気が付くと、横にまゆりが立っていた。
以下略
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2012/07/15(日) 12:48:02.70 ID:oYsnArAb0
少し、――ドキッとした。
岡部「何を言っているのだ。客観的に見れば、俺は今幸せの絶頂に・・・」
以下略
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2012/07/15(日) 13:00:39.45 ID:oYsnArAb0
岡部「はぁ、はぁ・・・すまない」
まゆり「・・・うん」
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2012/07/15(日) 13:08:44.81 ID:oYsnArAb0
もちろん同じ状況になったとしたら、今の紅莉栖も俺を助けてくれるだろう。それは断言できる。
だが彼女にとって俺は、ただの命の恩人であり、実質二週間程度を一緒にのんびりとすごしただけの存在なのだ。
以下略
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2012/07/15(日) 13:15:00.94 ID:oYsnArAb0
岡部「・・・まゆり、部屋にもどってくれ。俺はひとりで考えなければならないことがあるのでな」
まゆり「いやだよ」
岡部「まゆり?」
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2012/07/15(日) 13:25:27.12 ID:oYsnArAb0
岡部「待て!俺はそんなことは言っていないぞ!?」
言った。確かに言ったが、それはまゆりが死ぬ世界、β世界線での話だ。
なぜまゆりがその記憶を?まさか、リーディングシュタイナーが――
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2012/07/15(日) 13:36:50.15 ID:oYsnArAb0
俺は辺りを見回した。幸いにも、起きてくる宿泊客はいなかった。
まゆり「話してよ・・・まゆしぃに・・・」
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2012/07/15(日) 13:47:29.73 ID:oYsnArAb0
まゆり「オカリン・・・」
岡部「ではな、まゆり!風邪を引くことのないよう、頭まで布団をかぶって寝るのだぞ!!」
以下略
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2012/07/15(日) 13:56:55.95 ID:oYsnArAb0
このことはまだ、ダルには言っていない。
だが気のつく奴だ。今日のまゆりを見る前から、どうも感づいていたらしい。
紅莉栖にも言っていない。アメリカで頑張っているあいつに、なるべく負担はかけたくない。
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]
2012/07/15(日) 14:10:38.07 ID:QiqydM7Fo
まだかな
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