過去ログ - 小鷹「安価で友達作る」 2
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45: ◆0WipXNi8qk[saga]
2012/07/16(月) 11:53:30.04 ID:CZnO16LJo


***



「……まぁでも確実とは言えないよな、これも」

「どういう事ですか?」

俺の言葉に、理科がキョトンと首を傾げる。

「ほら、例えばさっき理科は夜空に俺の事が好きかどうかっていう質問してたけど」

「う……ぁ……/// だ、だから、そ、それも小鷹と同じような感覚で、人間的に、という意味で……!!」

「分かってる分かってる。けどさ、どのくらい好きか、までは分かんねえだろ?」

「どのくらい……?」

「あぁ、例えば、それこそ恋愛的に溺愛レベルで好きだったとしても――――」

「だから違うと言っているだろ!!!///」

夜空の声が割り込む。

「よ、夜空の事じゃねえって!
 溺愛レベルで好きだとしても、好きか嫌いかと聞かれればどちらかと言えば好き、みたいなレベルで好きだとしても、同じ反応になるだろ?」

「……確かにそうですね」

「だから、そこで妙な誤解が生まれたりもしちまうんじゃねえか? 例えば本人は軽い気持ちで言ったにも関わらず、勝手に重く捉えられて変な空気になったり……」

「「悪かったな!!!」」

「何でそこでキレる!?」

二人の怒声に、俺はビクッと体を震わせる。
夜空は少しの間顔を赤くして俺を睨んでいたが、

「……まぁ小鷹の言っている事はもっともだな。私だって、どうしても……もしも小鷹が好きか嫌いか選ばなければ地球が破滅すると言われた場合、
 百万歩譲って、1ミクロン程好きだという方に傾いている可能性が微小レベルで存在していたから選んだわけだしな」

「……さいですか」

なんだろう、一応は好きと言われているのにこのやるせない気持ちは。

理科は腕を組んで少し考えていたが。

「……まぁせっかく作ったんですし、とりあえず使ってみましょうよ。問題は誰に使うかですけど……」

「そうだな。でも、考えてみれば俺なんかはまともに会話自体できねえから、使いようがなくねえか?」

「ふむ……」


誰に使う? >>46


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