10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/07/16(月) 18:23:37.17 ID:TIvwQcQm0
T「さて、いよいよ新作になる4作目やけど…」
T「前作との違いは、レーベルを立ち上げて充電期間を経てとかで2年の間が空いた上に、ジャケットのデザインは真っ白でHTTのロゴマークだけ」
T「タイトルもなんにもないんやけど…」
律「ははっ?これは3作目を批判して恥をかいた批評家の捧げたんだよ。」
律「って、言えばかっこいいけツェッペリンのWを真似しただけ」
T「前回以上に不思議な作品やけど、驚いたのはいきなりビートルズのコピーで始まるってところ」
律「いいでしょ?」
T「思いっきり意表をつかれたね。しかも"サボイトラッフル"ってのが」
律「唯が『初心に戻ってお菓子から始めようよ』っていったことから始まったんだ」
律「でも、いまさらお菓子って雰囲気が漂っていた中で梓がさ」
梓「ビートルズにサボイトラッフルって曲があります。とにかく甘いものの名前を言い続ける曲です。これをコピーするのはどうでしょう?」
律「というわけで、HTT風ビートルズができあがりました。」
T「いやぁ〜、おもわずニヤニヤしてしもうたよ。大御所の雰囲気も出てきたんちゃう?」
律「大御所って…ウチらはまだ20代」
T「でも、ビートルズって全員20代でできることは全部やったやん」
律「ビートルズと比べられるのはうれしいけど、ウチは The Who と比べて欲しいなぁ〜」
T「新作では The Who っぽいところもちょっとあるよね?」
律「うん。これはウチとムギで Quick One っぽいことをやったんだ。」
T[澪ちゃんの男役がロミオっぽかったり、律ちゃんの娘役がジュリエットぽかったりするのは、シェークスピアを意識したん?」
律「うーん…本当は曽根崎心中ぽくしたかったけど暗すぎたから軽めにしたんだ。」
T[曽根崎心中ってまた重たいね!!」
律「ムギは乗り気だったんだけど、原作を消化していくうちに耐えられなくなったって言い出して、ちょっと軽めにって」
T「そうなんや…でも、ムギちゃんがそこまで乗り切って事は3作目の時のスランプは乗り切れたんかな?」
律「乗り切れたというよりも、全員がコンポーザーとしてのレベルがあがったから、ムギの負担が減ったんだ。」
律「ムギが言う『普通』な曲を全員が書けるようになったんで、ムギは『ムギが納得できる曲』だけ作ればいいってことなんだよ」
T「そんな中で梓ちゃんの『AS』は初めてのインストナンバーやね?」
律「これは、梓がスタジオで練習がてらに弾いてたフレーズをウチと唯がこっそりレコーディングしてたんだ。」
律「それをミーティングの時に『こんな曲はどう?』って流したら、澪もムギも大賛成して、ジャムセッションのような感じで練っていったらできあがったんだ」
律「梓は恥ずかしがってたけど、澪もムギも梓のためって事で『こんなにテクニック重視の演奏したのは初めて』ってくらいの曲になったんだ」
T「梓ちゃんは本当にかわいがられてるんやね?」
律「そりゃそうさ!!ウチらの唯一の後輩だもん」
律「そんな梓のためなら自分の曲以上の事をするのは当たり前じゃん!!」
T「ええ話やなぁ〜」
律「そやろ?」
T「関西弁の発音が自然になってきたっちゅうことは調子が出てきたって事やね?」
T「じゃあ、ここらで本質を聞こうと思うけど、かまへんよね?」
律「うん」
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