過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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122: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/19(木) 22:16:04.23 ID:MMWw0PiG0
「大体合ってる。佐天涙子はそれを使って痛い目を見たようだな」

「まぁそんなうまい話ないわよね。代償なく簡単にレベルがあがるなんて」

能力開発とは本来年単位の時間をかけてじっくりと行うもの。
短時間で急激にレベルがあがるなど、まずありえないのだ。

「話がそれてンな。『幻想御手』なンてどォでもいい。
その女を拾ってオリジナルがどォこォされちまう前に『アイテム』を潰せばいいンだろ」

「『アイテム』の殲滅は依頼にない。もう一度言うがオレたちがやるべきは人質の救出、超電磁砲殺害の阻止だ」

「結局同じことだと思うけど。
けど超電磁砲は『表』の人間よ? 『アイテム』がそこまでして狙う理由は何?」

「待て」

土御門は端末を操作し暗部のデータを引き出した。
学園都市の最暗部である『アイテム』と同等のセキュリティレベルを持つ『グループ』の権限を使って、第三位に関する情報を検索。
すると、目を引くものがひとつ。

「……これだな。八月に超電磁砲は『アイテム』と交戦、これを退けている。
理由になりそうなものはこれくらいしか見つからない」


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