過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/07/25(水) 01:21:13.69 ID:Qx8SU8E50
耳栓をつけていなかったらフレンダの耳がどうにかなっていただろう。
スカートの中から学園都市製の酸素スプレーを取り出し、爆発によって失われた酸素を補給する。
とにかくこれで終わった。フレンダは今度こそ勝利を確信していた。
(ここまでやって生きてたらバケモンって訳よ。万一生きてたとしてももう死にかけのはず)
壁や天井は大爆発によって吹き飛ばされ、彼女の体を熱波が襲う。
何に引火したのか、どんどん炎は燃え広がりあたりはもう火の海だ。
勢いを増した炎がフレンダの仕掛けた多くの導火線を伝い、いたるところに設置した爆弾仕込みのぬいぐるみに引火しながら施設全体に回っていく。
施設のあちこちから爆発音が聞こえ、火の手は大きくなる一方。
明らかにもうこの施設は駄目だ。
普段爆弾を使う時は自らの安全のために威力を抑えるフレンダが、危険を承知の上でここまでしたのはそうまでしなければあの男は倒せないと思ったからだ。
さっさとここを離れようと背を向けた時、聞こえるはずのない声がした。
聞こえるはずのない、声がした。
「あ〜あ。聞きてぇこともあったんだが、もういいや。
もう一度言うぜ。ムカついた」
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