過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/17(火) 01:13:48.50 ID:JmGF+Vf80
御坂美琴はその実力と性格から多くの人望を集めている人間だ。そんな彼女が突然姿を消せば大騒ぎになるのは自明の理。
風紀委員(ジャッジメント)や警備員(アンチスキル)も全力で捜索するだろうし、彼女と親しかった人間も黙っていないだろう。
圧力をかけることもできるが、もともと警備員は有志によるボランティア。つまりお人好しの集まりだ。
中には個人的に動く者もいるだろう。風紀委員も同様だ。彼女の知り合いたちは圧力をかけられたからといって諦めはしないだろう。
そうなれば暗部の存在が露呈するリスクも高まってしまう。
その程度で暴かれるほどこの街の『闇』は浅くはないが、本来学園都市の『闇』はその存在を疑われることもあってはならないのだ。

「了解。まあそもそも俺の正体に気付かせなければいい話だ」

今日の感触ならばすぐにどうこうはならないだろう。ならばこれからもうまく立ちまわればよい。

『用件はそれだけ。あと報告は定期的にするように、だってさ』

「分かった。じゃあな」

ピッ、と通話を切ると床に携帯を放り投げて、ドサッとベッドに倒れこむ。
夕食もまだ摂っていないが、もう体が重い。
垣根はこみ上げてくる睡魔に抗わず、そのまま眠りにおちた。


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