過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/17(火) 01:24:33.99 ID:JmGF+Vf80
「ルームメイトの子が風紀委員でね、朝から仕事が入っちゃったらしくて。暇になったからコンビニに立ち読みに行こうと思ってたの」

「学園都市第三位が朝から立ち読みかよ……」

「うっさいわね。私だって普通の中学生よ。それと、第三位だとか超電磁砲って呼ぶの止めてくれる?
あまりそう呼ばれるの好きじゃないのよ」

垣根にはその気持ちが理解できた。
超能力者であるというだけで超能力者は忌避される。
近づいてくる物好きは下心見え見えの連中ばかり。
そういう奴らはみんな垣根帝督を『垣根帝督』として見てはいない。
彼らにとってはあくまで『第二位』であり、それ以上に『未元物質』という知的好奇心を満たすための研究対象に過ぎないのだ。

「悪かったよ、御坂。ところで上条からメールきてたか?」

「きてたわよ。垣根とせっかく知り合ったんだからもっと仲良くなりたいとか言ってたわね」

垣根は内心上条を嘲る。正直者は馬鹿をみる。
あの少年はいわゆる善人で、人を疑うとかそういう行為をよしとしないのだろう。
だが、だからこそ簡単に利用される。騙される。裏切られる。
おかげで垣根としてはずいぶんやりやすくなったのだが。


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