過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/17(火) 01:34:19.08 ID:JmGF+Vf80
美琴が上条にあっさりメールを送っているのを見て、垣根は少し関心する。

(意外だな。こいつのことだから、メール一通送るのにもテンパって時間かかるもんだと思ったが)

実際垣根の予想は正しい。このように何気ない会話はあまり意識しなければ何の問題もないのだが、自分から上条を誘うときは大変なのだ。
何度も打ち直してどこもおかしくないか確かめ、返事が遅ければ送ったメールに問題がなかったかまた確認する。
返信があれば送られてきたメールを見てニヤニヤする。
そんな美琴を見るたび彼女のルームメイトは嫉妬の炎を燃やしているのだった。

上条からの返信は早かった。美琴は送られてきたメールを読み上げる。

「場所はどこでもいい 一日空いてるから時間もいつでもいい、だそうよ」

「要するにノープランなわけか。めんどくせえ、俺とお前がもうここにいるんだ、上条もここに来させろ」

「まあどこでもいい、いつでもいいって言ってるしね。わかったわ」

美琴が上条へメールを送り、携帯をしまうとちょうど美琴の注文した料理が運ばれてきた。
垣根はもうほとんど食べ終わっている。

美琴は料理に手をつけようとするが、なにかを思い出したように手をとめ、ゲコ太モデルの携帯をとりだして画面を確認する。

「あちゃー、やっぱりだ。充電するの忘れてた。これはもうすぐ切れるわね」

「お前電撃使いだろ? 能力で充電できねえのか?」

第三位の超電磁砲の真価は出力ももちろんだがその広汎な応用性にこそある。
第一位の操る「ベクトル」ほどではないにしろ、「電気」もまた多くの事象に関連しているのだ。
美琴ほどの電撃使いともなると、その応用範囲は電子レベルにまで及ぶ。

「能力で充電、か。考えたこともなかったわね。やってみますか」


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