過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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408: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/02(木) 22:32:21.95 ID:O0UhDF+Z0
「……」

車内に沈黙が降りる。
誰もがその疑問に答えることができなかった。
上層部が何を考えて指示を出しているかなど分かるわけもないのだ。
以下略



409: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/02(木) 22:33:28.79 ID:O0UhDF+Z0
「それにしても超電磁砲にゾッコンね……海原、あんたもロリコンなの?」

ブフッ、と思わず噴出す海原。いつものポーカーフェイスはどこへやら、明らかな困惑の表情を浮かべていた。

「な、何を言い出すんですか結標さん……第一御坂さんは一四歳で、ロリと言われるような年齢では……
以下略



410: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/02(木) 22:35:35.23 ID:O0UhDF+Z0
「言い逃れは出来ないわよね、打ち止めと一緒に暮らしておいて。
彼女、実際はまだ〇歳よね? 肉体年齢にしても九歳〜十歳って話じゃない。アウトよアウト」

……一方通行にしてはそういった疚しい気持ちは一切ないのだが、何も知らない世間一般から見ればアウトであろう。

以下略



411: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/02(木) 22:41:49.39 ID:O0UhDF+Z0





以下略



412: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/02(木) 22:42:29.55 ID:O0UhDF+Z0
一方通行があそこに来たのは依頼された仕事でもあるのだろうが、美琴が関わっていたから必死だったというのは容易に分かった。
一方通行は第三位のクローン体『妹達』の上位個体である打ち止めを保護し、教師だかなんだかの家に転がり込んでいるはずだ。
一万人以上殺してきた妹達に演算補助を受け、殺してきた妹達と一緒に暮らし、妹達の母体である御坂美琴を気にかける。
そのどれもが垣根には理解できないものだった。

以下略



413: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/02(木) 22:44:14.26 ID:O0UhDF+Z0
だが、垣根がイライラしている理由はもうひとつあった。
それは何故『グループ』があそこに現れたのか、ということだ。一方通行は「オマエは『アイテム』か?」と問うてきた。
それはつまり、単純に美琴が危ないというだけでなく『アイテム』が動いているという情報を上層部から聞かされていたということだ。

何故上は『スクール』と『グループ』に同じ依頼をしたのか。
以下略



414: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/02(木) 22:45:02.68 ID:O0UhDF+Z0
(そんなに俺は使えねぇか。第二位だけじゃ不安だからやっぱり第一位を使いましょう。これで安心ですねってか?
ふざけやがって。どういう意図があるのか知らねぇが、舐めた真似しやがって……!!)

(……待てよ、だがそれはそうまでするほど超電磁砲に死なれると困る理由があるってことか?
この俺も真っ青になるほどにイカれた上層部のことだ、そうだとしてもまたネジの外れた実験でもするためだろうが―――)
以下略



415: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/02(木) 22:45:43.91 ID:O0UhDF+Z0





以下略



416: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/02(木) 22:46:53.42 ID:O0UhDF+Z0
部屋の中を見渡すと、そこにいたのは大切な親友たち。
記憶が混乱していてまだハッキリとしないが、どうやらずっと看ていてくれていたようだった。
佐天は日に二度も気絶、記憶の混乱を経験するなんてもしかしてかなりレアな体験なんじゃないだろうかなどと下らないことを思いつつ。
記憶の整理をしてみると、途中からノイズがかかったようにぼやけていて思い出せなかった。

以下略



417: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/02(木) 22:47:37.69 ID:O0UhDF+Z0
その道を進んでいる時に、突然視界が暗転し、目覚めたらここにいたというわけだ。
気絶していたということは、上からの落下物にでも頭を打ったか。
いずれにせよ、何らかの要因で気絶してしまったのは間違いないようだ。

うーん、と考え込んでいると美琴たちが呼んできた病院の先生がやってきた。
以下略



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