過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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[saga]
2012/07/17(火) 02:14:22.50 ID:JmGF+Vf80
これはチャンスだ、と垣根は内心思った。この自然な会話の流れでは不審に思われることもないだろう。
応用力の広い第三位の戦力調査において、どのような応用を効かせられるのかを知ることは重要な意味を持つ。
能力者同士の戦いでは、相手の情報を持っているというのは非常に有利に働くのだ。
「んー…… いろいろあるけど、やっぱ一番は磁力かしら」
(磁力)
垣根は頭の中で反芻する。ここから先は一言たりとも聞き逃してはならない。
「磁力で金属製のものを集めて即席の盾にしたり、移動手段として使ったり、ね。
まあ一番よく使うのは砂鉄ね。意外と使えるのよ、砂鉄」
美琴の砂鉄操作は攻防ともに優秀である。
砂鉄を剣の形に形成した砂鉄剣は表面を砂鉄の粒子がチェーンソーのように回転しているため、わずかでも触れればザックリと切り裂かれる。
剣にしなくとも、巻き上げた大量の砂鉄を竜巻のようにして放つといった使い方もしたことがある。
また防御においても、砂鉄で壁を作って固めれば砲弾を何十発と浴びせられようとビクともしない防御力を誇る。
「あとはクラッキングとしての手段かな?」
直接的な攻撃としての使い方より、非合法な研究や実験を行う科学者やそれを指示する上層部が恐れるのはこちらの使い方だろう。
超能力者の超電磁砲が全力でクラッキングをかければ、おそらくほとんどのセキュリティはなんなく突破されてしまうだろう。
彼らにとって研究データは死守すべきもの。幾重もの厳重なプロテクトをかけて保管してあるだろうが、相手は超能力者。
破られぬ保証などどこにもない。
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