過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/06(月) 19:42:09.28 ID:xv5I1eEz0
それでも俺は垣根復活を信じてる……ッ!
というわけで投下します
440
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/06(月) 19:43:15.05 ID:xv5I1eEz0
そして翌朝、まだ街も目覚めきっていない午前六時半。
以下略
441
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/06(月) 19:43:53.14 ID:xv5I1eEz0
カーテンを大きく開け放つと、まだ上がりきっていない太陽の光が室内に満たされた。
うーん、と大きく伸びをしながらとりあえず散歩でもするか、と何となく考えた佐天は部屋を出て行った。
本来なら勝手に病室を抜け出すのはよろしくないのかも知れないが、彼女は基本的に自由な女の子なのだ。
まず彼女が向かったのは自動販売機。適当なものを買った後に中庭に向かおうとしていたのだが……
以下略
442
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/06(月) 19:44:50.72 ID:xv5I1eEz0
少しばかり悩んで佐天が選んだのはヤシの実サイダーだった。美琴が美味しいと言っていたのを覚えていたからである。
硬貨を投入し、ボタンを押す。すると引き換えに飲み物が出てくる。
学園都市であっても、自販機のこの形態は変わらなかった。
清掃ロボットのように、自律プログラムを組み込んで動く自販機にする、くらいはやってもいいんじゃないかなどと考えている佐天。
押し売りしてくる自販機などどう考えても目障りだろうが、そういった変化が見られないということは自販機はこれが一種の完成形なのかもしれない。
以下略
443
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/06(月) 19:45:29.79 ID:xv5I1eEz0
幸い、この中庭には佐天一人。奇麗に整備されている中庭をまるで独占しているようで、満足感にも似たものを覚える。
もう一〇月も半ばに入り、衣替えも済みずいぶんと肌寒くなってきている。
しかし今日はまだ早朝だというのにまるで春のようなポカポカとした暖かさを感じる。
気を抜いたらそのまま寝入ってしまいそうだった。
以下略
444
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/06(月) 19:46:08.66 ID:xv5I1eEz0
(暇、退屈、手持ち無沙汰。有り余る時間……嫌い。
いろんな考えが頭の中に……)
絹旗という少女は無事にあの研究所から脱出できたのだろうか。
これからどんな顔して美琴に接すればいいのだろうか。
以下略
445
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/06(月) 19:47:02.52 ID:xv5I1eEz0
御坂美琴。
自分が過去どれほど醜かったかを理解すると同時に、美琴の強さも理解した佐天はどう接すればいいのか分からなくなっていた。
しかも今回の一件では自分のせいで美琴たちを危険に巻き込んでしまった。この事実も佐天を苛んでいた。
(やっぱり御坂さんってすごいなぁ……私なんかとは全然違うや)
以下略
446
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/06(月) 19:47:47.90 ID:xv5I1eEz0
(御坂さんは趣味が子供っぽいし漫画は立ち読みするし、白井さんは初春みたいに甘いものが好きで欲望に忠実で……)
いくら高位能力者とはいえまだ中学生。
それに美琴は尊敬されたり特別扱いされることを嫌っていることを佐天は知っている。
結局いつも通りに接するのが一番なのかな、という結論にたどり着きかけたところで、彼女の目は前方にある窓越しにトイレから出てきたひとりの少女を捉えた。
以下略
447
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/06(月) 19:49:27.96 ID:xv5I1eEz0
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以下略
448
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/06(月) 19:50:38.28 ID:xv5I1eEz0
少し用が出来てしまったので一旦終了
一時間〜二時間後に投下再開します
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