過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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◆nPOJIMlY7U
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2012/08/06(月) 21:04:07.83 ID:xv5I1eEz0
「それが……分かる分からない以前に、捜査すらさせてくれませんの。
上層部からかなりの圧力がかかっているようでして……。警備員のほうも同様だと聞きましたの」
グリグリを止めた白井から返ってきた答えは、果たして美琴の予想通りのものだった。
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/06(月) 21:04:45.44 ID:xv5I1eEz0
「あ、そういえば御坂さん、今日の朝この病院にいました?」
話を逸らす意味も含めて佐天は朝見かけた常盤台生だろう女性のことを尋ねた。
美琴は何のことか分からない、というような表情を浮かべた。
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455
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/06(月) 21:05:36.59 ID:xv5I1eEz0
「あっ、御坂さん!」
「? どうしたの?」
「ごめんなさい。そして、ありがとうございます」
以下略
456
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/06(月) 21:06:33.90 ID:xv5I1eEz0
時刻は五時をまわったころで、学生たちの帰宅ラッシュがピークを迎える時間だ。
なにやらメイドについて熱く語っている青髪の人や金髪の人、おでこを大きく出した巨乳の女子学生など。
そういった学生たちに混ざって美琴、白井、初春の三人も帰宅していた。
「全く佐天さんってば、入院しても全然変わらないんですから」
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457
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/06(月) 21:07:39.33 ID:xv5I1eEz0
「お疲れですの? もしそうでしたら今日は早くお休みなさいませ、お姉様」
「うん、ありがとう、黒子。でも大丈夫よ。
あ、そういえば私ちょっと用事を思い出したわ。すぐに帰るから、じゃね!!」
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458
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/06(月) 21:08:48.44 ID:xv5I1eEz0
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459
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/06(月) 21:10:06.20 ID:xv5I1eEz0
「やっほー。突然でごめんね。アンタはそのネックレスを見るに一〇〇三二号、で合ってるかな?」
「はい。たしかにこのミサカはあの人に御坂妹と呼称されるミサカ、正確にはミサカ一〇〇三二号で間違いありません、とミサカは報告します」
「うんうん、元気そうでなによりね」
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460
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/06(月) 21:10:56.61 ID:xv5I1eEz0
御坂妹は美琴の軍用クローンだ。
人間の生体クローンの製造など学園都市にあっても認められていないし、これは国際法で定められている禁止事項でもある。
当然学生のIDも持っていない。要するに、大っぴらに暮らせる身分ではないのだ。
既に都市伝説レベルではあるが妹達の噂も出回っていて、そのことで美琴も奇異の目で見られた経験がある。
だが、美琴は保身のために御坂妹に注意したのではない。むしろ御坂妹のことを思ってだ。
以下略
461
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/06(月) 21:11:32.41 ID:xv5I1eEz0
もしその存在が世界にも明るみにでれば学園都市が世界中から痛烈な批判を浴びることとなるのは間違いない。
学園都市の存在を快く思わない者たちも好機到来とばかりに潰しにかかるだろう。
あの『実験』が失敗に終わった以上、沈静化のためにも“処分”する、というのは上の考えそうなことだ。
いずれにせよ妹達は一般人と同じように暮らすことなどできないのだ。
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462
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/06(月) 21:12:19.87 ID:xv5I1eEz0
「? なにブツブツ言ってんの。それからあまり『クローン』って言わないで。
そりゃ事実かもしれないけど、アンタたちひとりひとりが別個の『人間』なんだから」
「お姉様がそう望むなら、とミサカはお姉様の意思を尊重します」
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