過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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573:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2012/08/23(木) 02:39:24.73 ID:9SeVlFCAO
>>572
上げんな…


574: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/26(日) 16:48:33.75 ID:FB3Gv2890
黒子好きが意外といて嬉しい
まあ一番はミコっちゃんなんですけどね!
湾内さんも最近>>1の中で株価が急上昇しています

さて投下します


575: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/26(日) 16:49:48.23 ID:FB3Gv2890
美琴はずっとオロオロしている。
意を決して進んだかと思えば、必ず途中で立ち止まってしまう。
離れていても彼女の顔が赤くなっているのが分かる。
周りから見れば彼女は完全に不審者だ。
もっとも、少し離れたところにそんな彼女を覗いている更なる不審者が二人いるのだが。
以下略



576: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/26(日) 16:50:37.24 ID:FB3Gv2890
しかし今、本は美琴の目の前にある。
手を伸ばせば届く距離だ。
これをとれば終わりだ。それで全て終わり。
深呼吸して、彼女は手を伸ばし、ついに―――終わらなかった。
彼女の指が本に触れるか、といったところで大きく一八禁コーナーの垂れ幕が開いた。
以下略



577: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/26(日) 16:51:14.16 ID:FB3Gv2890
まるで悪戯しているところを目撃された子供のような反応だった。
男はそんなおかしな反応をしている美琴に目をやったが、すぐにどこかへ立ち去っていった。
手にアダルトなDVDを持って。
この人の名誉のため内容は伏せるが、その性癖を如実に表すものであった。
それを見てしまった美琴は顔がプシューとなっている。
以下略



578: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/26(日) 16:51:51.49 ID:FB3Gv2890
(…………)

上条は何も言わず、やはり黙ったまま凝視し続けていた。
上条も垣根と同じく、美琴からの連絡を全て無視している。
本当にこの二人は何をやっているのだろうか。
以下略



579: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/26(日) 16:52:44.48 ID:FB3Gv2890
彼女はスカートのポケットからゲームセンターで使われるようなコインを三枚ほど取り出した。
超電磁砲を使う際に彼女が好んで弾体とするものだ。
それを磁力を用いて浮かせ、目当ての本のページの間に滑り込ませる。
続けて滑り込ませたコインに再度磁力をかけ、手元へと引き寄せる。
するとコインに引っ張られ、本も一緒に手繰り寄せられた。
以下略



580: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/26(日) 16:53:13.90 ID:FB3Gv2890
「異議ありだ!!」

思わず叫ぶ垣根。
あたりにいた客たちが何事かと垣根たちの方を見つめる。
美琴もその声に気付いたようだが、それが垣根であるとまでは分かっていないらしい。
以下略



581: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/26(日) 16:53:56.16 ID:FB3Gv2890





以下略



582: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/26(日) 16:55:10.74 ID:FB3Gv2890
美琴、墓穴を掘る。
垣根の依頼自体には何も問題はないのだ。
ニヤニヤしながら白々しくそう言う垣根。

「な、なんでもないわよ!!」
以下略



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