過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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596: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/26(日) 17:08:28.52 ID:FB3Gv2890
「あ、…あの……」

「ああ?」

スキルアウトに絡まれていた女の子がおずおすといった風に口を開いた。
以下略



597: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/26(日) 17:08:56.37 ID:FB3Gv2890
「ああいいっていいって、そういうのは。
別にお前を助けたいと思ったわけじゃなく、あいつらが目障りだっただけだ。
目障りだからブッ飛ばした。そしたら結果的にお前が助かった。それだけだ」

そう言って背を向けて立ち去ろうとする垣根。
以下略



598: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/26(日) 17:09:41.22 ID:FB3Gv2890




「お疲れ様」
以下略



599: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/26(日) 17:10:09.39 ID:FB3Gv2890

「ありがとね。湾内さんを助けてくれて」

「ん? 知り合いだったのか?」

以下略



600: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/26(日) 17:11:37.21 ID:FB3Gv2890





以下略



601: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/26(日) 17:12:19.95 ID:FB3Gv2890
だから。
上層部からの連絡で気分が悪くなることは今までも多々あった。
しかし最近、いつになくこの連絡にイラだっていた。
垣根は自分でもその原因が分かっていない。
ただ何故か腹が立って仕方ない。
以下略



602: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/26(日) 17:13:03.99 ID:FB3Gv2890
「なんの用だクソ女」

『開口一番にそれ?
女の子に対しての言葉とは思えないわよ』

以下略



603: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/26(日) 17:13:48.52 ID:FB3Gv2890
そんな殺気が、彼から発せられている。
目つきも鋭くなり、その視線だけで人を射殺せそうだ。
そしてその殺気は電話越しでも十分に伝わったのだろう。
心理定規は馬鹿ではない。引き際は心得ていた。
これ以上続ければ、垣根の逆鱗に触れてしまうことを理解していた。
以下略



604: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/26(日) 17:14:39.74 ID:FB3Gv2890
「お人好し。御坂もその知人もだが、究極のお人好し。
困ってる人間がいれば助けるし、他人を傷つけるくらいなら自分を傷つけるタイプ。
騙すより騙されろを地で行く奴だ」

『ふうん。噂通りなのね。……安心したわ』
以下略



605: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/26(日) 17:15:07.13 ID:FB3Gv2890
垣根は何も言葉を発さず、心理定規が何か言い終わらぬうちに通話を切断した。
携帯を投げ捨てる。最近投げ捨てることが多くなっていた。
それは通話が終わった際、彼は必ず不機嫌になるからだ。
そして彼に電話をかけてくる者など、心理定規か『スクール』の制御役くらいのものだ。

以下略



606: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/26(日) 17:16:50.81 ID:FB3Gv2890
投下終了
次回投下からはシリアスパートに入ります

ストーリーの荒さが露呈されていくよ……


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