過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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619: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/28(火) 18:36:59.37 ID:NHwmQa4W0
問題なのはその作り方であって、彼女は料理のほとんどを炊飯器で作ってしまうのだ。
彼女曰く「焼く、煮る、蒸すと何でもありの便利アイテム」らしいのだが、つまりこの煮込みハンバーグでさえも―――
一方通行が「大技」と表現した理由がこれだ。


以下略



620: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/28(火) 18:41:24.05 ID:NHwmQa4W0
「素直じゃないわね、相変わらず」

「この人の『食えなくはねェな』は美味しいって意味だからってミサカはミサカは通訳してみる!
素直になれないツンデレさんなのよってミサカはミ痛っ!!」

以下略



621: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/28(火) 18:43:07.95 ID:NHwmQa4W0
ミサカネットワークによる演算補助を受けている一方通行にとっても無視できない話だった。
そもそもミサカネットワークは同一の脳波パターンを持つ妹達が構築しているものである。
一方通行のつけているチョーカー型電極のように電子情報をやり取りしているわけではない。
ミサカネットワークはどれほど距離が離れていても繋がるし、チャフ等を用いてもジャミングは出来ない。
つまりミサカネットワークの不調とは本来ありえないことである。
以下略



622: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/28(火) 18:46:59.56 ID:NHwmQa4W0
「あァそいつは大いにありえるな。オマエだからな」

それを聞いてまたしても怒り始める打ち止めを無視して芳川に質問する。

「調整とやらは何時だ?」
以下略



623: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/28(火) 18:49:06.16 ID:NHwmQa4W0
「……」

「なンでそこで自分が行くって言えないンですかねェ!?」

「……ほら。わたしって甘いから」
以下略



624: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/28(火) 18:51:04.57 ID:NHwmQa4W0
ソファに座ったまま足をバタバタさせてはしゃぐ打ち止め。
一方通行は冷蔵庫から取り出した缶コーヒーを飲みながら言った。

「勘違いしてンじゃねェよ。チョーカーの様子がおかしいからあのカエル野郎に用があるだけだ。
オマエはあくまでついでだ」
以下略



625: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/28(火) 18:54:38.47 ID:NHwmQa4W0





以下略



626: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/28(火) 18:55:42.58 ID:NHwmQa4W0
「ふむ。調べてみたところ、たしかにミサカネットワークが何かに干渉された痕跡が見つかったね?」

冥土帰しは座っている回転式の椅子を回し、机から一方通行へと向き直った。

「ほんの僅かな痕跡だったから大変だったよ。
以下略



627: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/28(火) 18:56:46.84 ID:NHwmQa4W0
それと、と冥土帰しは前置きして、

「先ほど僕は『干渉』という言葉を使ったけどそれは正確ではないね?
あれは本来ミサカネットワークの外にある者が無理にアクセスしようとした……という風に感じたよ」

以下略



628: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/08/28(火) 18:58:25.66 ID:NHwmQa4W0
ミサカネットワークは同一の脳波パターンを有している妹達だからこそ構築できたもので、異なる脳波パターンを持つ者が侵入することは出来ない。
一方通行の演算を妹達に補助させた際には、冥土返しは間に双方の波長を合わせる変換機を噛ませることでこの問題をクリアした。
とはいえ、それでも一方通行がミサカネットワークにアクセス出来るようになったわけではない。
あくまで一方通行のチョーカー型デバイスは彼自身の演算に一万人もの妹達の演算をプラスし、彼にフィードバックするためのもの。
これによって得られる恩恵は歩行能力や言語能力、時間制限ありの超能力のみだ。
以下略



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