過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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◆nPOJIMlY7U
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2012/08/28(火) 18:49:06.16 ID:NHwmQa4W0
「……」
「なンでそこで自分が行くって言えないンですかねェ!?」
「……ほら。わたしって甘いから」
以下略
624
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/28(火) 18:51:04.57 ID:NHwmQa4W0
ソファに座ったまま足をバタバタさせてはしゃぐ打ち止め。
一方通行は冷蔵庫から取り出した缶コーヒーを飲みながら言った。
「勘違いしてンじゃねェよ。チョーカーの様子がおかしいからあのカエル野郎に用があるだけだ。
オマエはあくまでついでだ」
以下略
625
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/28(火) 18:54:38.47 ID:NHwmQa4W0
・
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以下略
626
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/28(火) 18:55:42.58 ID:NHwmQa4W0
「ふむ。調べてみたところ、たしかにミサカネットワークが何かに干渉された痕跡が見つかったね?」
冥土帰しは座っている回転式の椅子を回し、机から一方通行へと向き直った。
「ほんの僅かな痕跡だったから大変だったよ。
以下略
627
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/28(火) 18:56:46.84 ID:NHwmQa4W0
それと、と冥土帰しは前置きして、
「先ほど僕は『干渉』という言葉を使ったけどそれは正確ではないね?
あれは本来ミサカネットワークの外にある者が無理にアクセスしようとした……という風に感じたよ」
以下略
628
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/28(火) 18:58:25.66 ID:NHwmQa4W0
ミサカネットワークは同一の脳波パターンを有している妹達だからこそ構築できたもので、異なる脳波パターンを持つ者が侵入することは出来ない。
一方通行の演算を妹達に補助させた際には、冥土返しは間に双方の波長を合わせる変換機を噛ませることでこの問題をクリアした。
とはいえ、それでも一方通行がミサカネットワークにアクセス出来るようになったわけではない。
あくまで一方通行のチョーカー型デバイスは彼自身の演算に一万人もの妹達の演算をプラスし、彼にフィードバックするためのもの。
これによって得られる恩恵は歩行能力や言語能力、時間制限ありの超能力のみだ。
以下略
629
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/28(火) 18:59:47.12 ID:NHwmQa4W0
だが一方通行はある一人の人物の存在を思い出した。
ミサカネットワークへの侵入を唯一可能とするだろう、少女を。
(オリジナル……第三位の超能力者。
全ての妹達の母体であるオリジナルならアクセスできるかもしれねェ。
以下略
630
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/28(火) 19:00:45.96 ID:NHwmQa4W0
「たしかに彼女ならアクセスできてもおかしくない。
妹達の脳波パターンとはつまり彼女の脳波パターンだからね?
しかし、仮に彼女だとしてアクセスしようとした理由が分からない。
それに侵入者は侵入した形跡の隠滅まで図っている」
以下略
631
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/28(火) 19:05:30.63 ID:NHwmQa4W0
一方通行は美琴の人となりをよく知っている。
妹達のために命すらなげうとうとした彼女が、何の断りもなくネットワークに介入するとは思えなかった。
どんな害が出ないとも限らないのだ。しかもそれによってダメージを受けるのはおそらく妹達の脳。
美琴がそんな危険を冒すはずがない。
もし許可をとっていればそれはミサカネットワークを介し打ち止めにも伝わっているはず。
以下略
632
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/08/28(火) 19:07:01.22 ID:NHwmQa4W0
以下略
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