過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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682: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/07(金) 23:41:50.02 ID:AXIcdSbE0
さてさて、投下しますぜ
あ、>>1個人的には雑談は歓迎ですよ


683: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/07(金) 23:56:55.94 ID:AXIcdSbE0
その会議室にはUの字型の大きな机が置かれていた。
いかにも会議室といった風な部屋の中に、明らかな異物が一人。
第一位と分かっている男を前にのんびりとコーヒーを飲んでいる少女。
一方通行はバッテリー節約のため一旦電極を通常モードに戻し、持参していた拳銃を抜く。

以下略



684: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/07(金) 23:57:38.23 ID:AXIcdSbE0
「そンなビチクソの集合体が俺になンの用だ。返答次第ではオマエを弾く」

脅し、ではないだろう。
学園都市最強はそれを躊躇わない程度には人を殺し慣れている。

以下略



685: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/07(金) 23:59:04.73 ID:AXIcdSbE0
そういうと雲川は机の上に置いてある携帯端末を一方通行へと向ける。
そのモニターに映っているのは男の顔。
それなりの年を数えているように見える。

『統括理事会の一人、貝積継敏だ。よろしく、一方通行』
以下略



686: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/07(金) 23:59:52.96 ID:AXIcdSbE0
「ンな寝言みてェな言葉は信用できねェ。
統括理事会だと。オマエらがやって来たことを考えてからその汚ねェ口を開け」

統括理事会は学園都市の最上部だ。
学園都市で行われる非合法な研究・実験には全て統括理事会が絡んでいるといっていい。
以下略



687: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/08(土) 00:10:18.62 ID:QwkuR3+w0
「『絶対能力進化計画』」

「……ッ」

「私はあの『実験』を知っていた。二万人ものクローンを使い潰す狂気の実験。
以下略



688: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/08(土) 00:11:40.20 ID:QwkuR3+w0
「愉快な勘違いしてンじゃねェぞ豚が。
たしかにあの『実験』はネジの外れたモンだった。
それを強力に推し進めた統括理事会と、絶対能力なンてモンに取り付かれた研究者共は一〇〇回死ンでも足りねェくらいのクソだが」

そしてそれは自分も同様に。
以下略



689: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/08(土) 00:14:03.63 ID:QwkuR3+w0
雲川は語気を強めて言った。

「あの悲劇は止められなかった。だが今回は違う。
もうあんな悲劇を生み出させはしない。絶対だ」

以下略



690: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/08(土) 00:15:04.82 ID:QwkuR3+w0
『そういうわけではないさ。今君が追っている件についてだ』

「ミサカネットワークへの侵入者」

貝積と雲川の言葉に眉をピクッとさせる一方通行。
以下略



691: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/08(土) 00:16:35.34 ID:QwkuR3+w0
『君は今情報不足で苦しんでいる。そこで我々の知る限りの情報を教えよう』

「代償は?」

「普段の私なら相応の対価を要求するところだけど。
以下略



692: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/08(土) 00:17:11.64 ID:QwkuR3+w0
統括理事会の一人とそのブレイン。とても信用できる相手ではない。
どんな奇麗事を並べられても、それを鵜呑みにできるほど一方通行は正直者ではなかった。
そして、これだけ疑われるのが当然と言えるほどのことを統括理事会は行ってきている。

『やはり信じられないか?
以下略



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