過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/08(土) 00:23:51.61 ID:QwkuR3+w0
雲川の口から発せられた単語。
これが侵入者の正体だった。
「妹達でありながら、現行の妹達の輪の外にいる者たち。
私たちの調べたところによると、第三次製造計画の妹達のスペックは従来のものとは比べ物にならんらしい。
以下略
698
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/08(土) 00:24:53.79 ID:QwkuR3+w0
「作りやがったのか、また!
クソ共のクソっぷりを甘く見てた!!
また勝手に妹達を生み出して、前のは用済みですってか!?
フッッザケンじゃねェぞォォォォ!!!」
以下略
699
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/08(土) 00:25:27.72 ID:QwkuR3+w0
彼は絶叫し、近くにあった椅子を思い切り蹴り倒す。
どうしようもないほどの怒りがこみ上げる。
頭がおかしくなってしまいそうだった。
今目の前に首謀者がいたら自我を保っていられるかすら分からない。
その様子を見た雲川はニヤッと笑う。
以下略
700
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/08(土) 00:27:15.01 ID:QwkuR3+w0
「なンでも構わねェ。クソ共が、一匹残らず粉々にしてやる!!」
『そんな君に朗報だ。いや、朗報という言い回しはおかしいか』
ずっと黙っていた貝積の声が雲川の携帯から流れてきた。
以下略
701
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/08(土) 00:28:35.19 ID:QwkuR3+w0
少しして、一方通行は全身に入っていた力を抜く。
深呼吸を何度か繰り返し、荒くなった呼吸を落ち着ける。
怒りが消えたわけではない。しかしある程度頭は冷えた。
「……第三次製造計画がまだ動き出していないってのはどォいうことだ。
以下略
702
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/08(土) 00:29:46.42 ID:QwkuR3+w0
それを聞いた一方通行はあまり時間は残されていないと感じた。
プロトタイプの完成がいつになるかは分からない。
だが完成してしまえば終わってしまえば後は早い。
こういうものは一番最初が難しいのだ。
しかしそれが終われば後は作業を繰り返すのみ。
以下略
703
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/08(土) 00:30:46.11 ID:QwkuR3+w0
『第三次製造計画のことだって、私だけでは掴めなかっただろう。
協力者がいたからこそだ』
「協力者、だと?
ハッ、上の意向に楯突こうとしてるオマエらに協力する馬鹿がいンのかよ?
以下略
704
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/08(土) 00:31:40.98 ID:QwkuR3+w0
ここ学園都市では人口の八割が学生、つまり未成年だ。
選挙権を持たない八割ものマジョリティはたった二割のマイノリティが定めたことに抗う術がない。
そこで立ち上がったのが親船最中。
彼女の体を張った態度に感銘を受けたのか、公演を行うために満場近くにまで人が入るのだ。
以下略
705
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/08(土) 00:32:25.33 ID:QwkuR3+w0
『とにかく、私たちももう少し詳しいところまで調べている。
やはり難航しているがな』
「何か分かったら連絡するけど」
以下略
706
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/08(土) 00:34:23.88 ID:QwkuR3+w0
「簡単なことだけど。
どうやらお前は『実験』関連施設を回っているようだったからな。
第七学区で君がまだ行っていないのはここだけだったからだけど。
よっぽど情報に飢えてたんだろう? 私たちを存分に頼ってもらって構わないけど」
以下略
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