過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/14(金) 22:06:21.23 ID:twxM9Fxb0
トリが……
752
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/14(金) 22:08:49.76 ID:twxM9Fxb0
偶然にも同じ方向へ飛び出していた土御門と海原は細い路地裏に飛び込んでいた。
走りながら海原が口を開く。
「一体なんなんですかね?」
以下略
753
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/14(金) 22:09:23.97 ID:twxM9Fxb0
「決まってるだろ。逃走一択。
邪魔になる奴だけ排除だ」
途中、二つに枝分かれしたところで二人は無言のままそれぞれ別の道を行った。
こうすれば追っ手も多少は数が減る。
以下略
754
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/14(金) 22:10:06.70 ID:twxM9Fxb0
「よう。しばらくだな」
「ええ。二分ぶりくらいですか?」
どちらも追っ手を振り切れてはいなかった。
以下略
755
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/14(金) 22:12:14.07 ID:twxM9Fxb0
「やっぱりそうなりますか? あれどれだけの負荷がかかるか分かって言ってます?
自分のトラウィスカルパンテクウトリの槍は、一発につき一人しか標的に出来ないので現状では有効ではないですし」
「このまま蜂の巣にされたけりゃ話は別だがな」
以下略
756
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/14(金) 22:13:09.20 ID:twxM9Fxb0
銃口を突きつけたまま、しばらく動きを見せなかったが、海原がフッと笑うと馬鹿にされてると思ったのか一人が発砲した。
一人が動くと後は早かった。他の者たちも一斉に発砲を開始する。
だが、放たれた銃弾は海原を貫くことはなかった。
突如巻物のようなものが出現し、全ての銃弾を弾いたのだ。
以下略
757
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/14(金) 22:13:43.80 ID:twxM9Fxb0
「魔道書の原典」
海原が呟くような、小さい声で言った。
「貴方たち科学サイドとはまた違う力ですよ。まぁ好きに解釈してください」
以下略
758
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/14(金) 22:14:27.73 ID:twxM9Fxb0
「自殺術式。その効果は『武器を持つ者への反抗』」
ついに引き金にかかっていた指までもが動き出し、襲撃者たちは己の意思とは無関係に放たれた銃弾によってバタバタと死んでいった。
襲撃者たちは能力者ではなかった。その全てが兵器で武装していた。それが仇となったのだ。
自殺術式は武器にしか効果がない。能力者には意味がないのだ。
以下略
759
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/14(金) 22:15:17.03 ID:twxM9Fxb0
そもそも、原典は知識の伝道者にのみ力を与える。
すなわち、海原がそれを放棄したり、彼よりも適した伝道者が現れれば原典は海原に牙を剥くということだ。
原典は、決してお手軽な兵器などではなかった。
「いやー、お疲れ様だぜい」
以下略
760
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/09/14(金) 22:16:18.49 ID:twxM9Fxb0
「見てただけですか。手伝ってくれてもよかったじゃないですか?」
「オレは魔術を使うとめちゃくちゃ危ないって分かって言ってるのかにゃー?」
「あのまま蜂の巣にされたければ話は別でしたが」
以下略
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