過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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770: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/14(金) 22:29:05.60 ID:twxM9Fxb0
二度寝しようかと思っていたところに打ち止めが「あなたのお腹にダーイブ!」とか言いながらのしかかってきたので、完全に意識が覚醒したのだった。
現代的なデザインの杖をついてリビングへ向かうと、一方通行と打ち止め以外は誰もいなかった。
今日は金曜日なので黄泉川は仕事へ。
芳川はニートなので夢の世界へ。
それぞれ向かっているため、現在この家には彼ら二人しかいなかった。
以下略



771: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/14(金) 22:30:15.94 ID:twxM9Fxb0
とりあえず冷蔵庫から缶コーヒーを取り出し、一気に呷る。
一方通行の習慣だ。
テーブルを見れば黄泉川が作った朝食がラップをかけて置いてある。
黄泉川が仕事の日の朝食はいつもこうだ。
だがよく見ればそれは二人分しか置かれていない。
以下略



772: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/14(金) 22:31:02.20 ID:twxM9Fxb0
その打ち止めはと言えば、パジャマから普段着へと着替えていた。
どこかへ出かける気らしい。

「ンだァ? どっか行くのかよ?」

以下略



773: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/14(金) 22:31:33.04 ID:twxM9Fxb0
「あァ」

必要なことだけ伝えると打ち止めは行ってしまった。
彼女はその立場上、狙われる危険性もあるが、それでもずっと家に閉じ込められているわけではない。
意外と好き勝手出歩いているのだ。
以下略



774: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/14(金) 22:32:18.74 ID:twxM9Fxb0
(さて、どォ動くか。第三次製造計画、これの存在を知ったのは進展だが、こっからが進まねェ。
なにせ第三次が進められているってことしか知らねェからな)

(この間の襲撃者共から何か得られれば良かったんだがな。
黒幕も、行ってる研究所も分からねェ。圧倒的に情報不足だ。
以下略



775: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/14(金) 22:32:46.50 ID:twxM9Fxb0
『よう一方通行』

「よォじゃねェよ。なンでそンな友好的なンだオマエ」

『やはりその分じゃ無事みたいだな。まぁ分かりきってたことだが』
以下略



776: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/14(金) 22:33:34.88 ID:twxM9Fxb0
一方通行は少し考え込んだ。
昨日の襲撃者たちは十中八九、第三次製造計画を知った一方通行を口封じするためのものだ。
それと全く同じタイミングで土御門たちもまた襲撃を受けたという。
となると、土御門たちも第三次を知っているということになる。
まずはそこをはっきりさせたかった。
以下略



777: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/14(金) 22:34:09.15 ID:twxM9Fxb0
「その仕事は」

一方通行の推測が正しければ、次に土御門が発する単語は―――


以下略



778: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/14(金) 22:36:07.76 ID:twxM9Fxb0
「貝積からの依頼か」

『そうだ。お前は既に第三次のことを聞かされていたようだな』

「依頼される前に邪魔が入ったンじゃなかったのか」
以下略



779: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/14(金) 22:36:56.11 ID:twxM9Fxb0
『ほとんどお前と変わらないと思うぞ。
オレも首謀者や研究所の場所は知らん。
……だが、一つお前の知らないだろう情報がある。
昨日の襲撃者を差し向けた奴だ』

以下略



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