過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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772: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/14(金) 22:31:02.20 ID:twxM9Fxb0
その打ち止めはと言えば、パジャマから普段着へと着替えていた。
どこかへ出かける気らしい。

「ンだァ? どっか行くのかよ?」

以下略



773: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/14(金) 22:31:33.04 ID:twxM9Fxb0
「あァ」

必要なことだけ伝えると打ち止めは行ってしまった。
彼女はその立場上、狙われる危険性もあるが、それでもずっと家に閉じ込められているわけではない。
意外と好き勝手出歩いているのだ。
以下略



774: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/14(金) 22:32:18.74 ID:twxM9Fxb0
(さて、どォ動くか。第三次製造計画、これの存在を知ったのは進展だが、こっからが進まねェ。
なにせ第三次が進められているってことしか知らねェからな)

(この間の襲撃者共から何か得られれば良かったんだがな。
黒幕も、行ってる研究所も分からねェ。圧倒的に情報不足だ。
以下略



775: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/14(金) 22:32:46.50 ID:twxM9Fxb0
『よう一方通行』

「よォじゃねェよ。なンでそンな友好的なンだオマエ」

『やはりその分じゃ無事みたいだな。まぁ分かりきってたことだが』
以下略



776: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/14(金) 22:33:34.88 ID:twxM9Fxb0
一方通行は少し考え込んだ。
昨日の襲撃者たちは十中八九、第三次製造計画を知った一方通行を口封じするためのものだ。
それと全く同じタイミングで土御門たちもまた襲撃を受けたという。
となると、土御門たちも第三次を知っているということになる。
まずはそこをはっきりさせたかった。
以下略



777: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/14(金) 22:34:09.15 ID:twxM9Fxb0
「その仕事は」

一方通行の推測が正しければ、次に土御門が発する単語は―――


以下略



778: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/14(金) 22:36:07.76 ID:twxM9Fxb0
「貝積からの依頼か」

『そうだ。お前は既に第三次のことを聞かされていたようだな』

「依頼される前に邪魔が入ったンじゃなかったのか」
以下略



779: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/14(金) 22:36:56.11 ID:twxM9Fxb0
『ほとんどお前と変わらないと思うぞ。
オレも首謀者や研究所の場所は知らん。
……だが、一つお前の知らないだろう情報がある。
昨日の襲撃者を差し向けた奴だ』

以下略



780: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/14(金) 22:37:46.28 ID:twxM9Fxb0
統括理事会の一員、潮岸。この男がキーパーソンだ。
潮岸は間違いなく第三次の首謀者を知っているだろう。
第三次を止めたいなら、潮岸と接触する必要がある。

『まぁ落ち着け。お前の考えていることは分かる。だが、潮岸は統括理事会の一員だ。
以下略



781: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/14(金) 22:38:33.03 ID:twxM9Fxb0
「……チッ」

統括理事会は学園都市に一二人しかいない重鎮たちの集まりだ。
当然そんな人物と争えば、その戦火は当事者間だけには留まらない。
戦いを仕掛ければ、その瞬間から一方通行は最大級のテロリストとなる。
以下略



782: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/09/14(金) 22:39:09.20 ID:twxM9Fxb0
彼自身がテロリストになるだけで済むなら、被害を受けるのが自分だけなら彼は恐れなかったかもしれない。
だが、それによって守るべき者たちが被害を受ける可能性が僅かでもあるなら、彼は動きを止めてしまう。

『今貝積と親船が動いてくれている。
彼らの準備が整えば政治的観点からスムーズに突入出来るかもしれないからな』
以下略



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