過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/10/01(月) 23:32:00.19 ID:rr+igo730
さて、何故二人がここにいるのかといえば少女が「おなか減った」とかいう訳の分からない理由で号泣し始めたため、食わせてやれば泣きやむのではと考えたためだ。
店内に入ると少女はあっさりと泣き止み、「あれもこれも全部食べたい」などとのたまったのだった。
垣根の前に置かれているのはチーズハンバーガーと烏龍茶。
少女の前に置かれているのは山積みになったハンバーガーとポテト。
以下略
873
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/10/01(月) 23:32:44.89 ID:rr+igo730
「ありがとなんだよ茶色い人!」
「一言かよ。ってか変態にも言われたが茶色い人ってなんだぶっ殺すぞ」
「だって、あなたの名前知らないもん。
以下略
874
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/10/01(月) 23:35:56.53 ID:rr+igo730
(いや、もしかしたら能力名かもしれねえな)
一方通行のような、心理定規のような。
ただどう見ても学園都市の学生には見えないのだが。
以下略
875
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/10/01(月) 23:36:34.92 ID:rr+igo730
「で? そのインディペンデンスデイさんはあんなところで何してやがったんだ?」
「私の名前はインデックスなんだよ! 別に独立記念日は関係ないかも!」
「冗談だよ、んで実際のとこどうなんだ?」
以下略
876
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/10/01(月) 23:40:26.69 ID:rr+igo730
垣根は彼のことを上条と苗字で呼ぶし、美琴にいたっては名前を呼ぶことすらないので覚えていなかったのだ。
だがそれにしても名前を覚えてないというのはどうなのだろう。
その間にインデックスは「店員さーん! このページ追加でお願いなんだよ!」と斬新すぎる注文をしていた。
以下略
877
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/10/01(月) 23:40:57.22 ID:rr+igo730
もはやそれしか出てこない。垣根が驚くのも無理はない。
どう見ても彼女の胃袋に入りきるはずのない量を美味しそうに食べているのだから。
彼女が上条家の財政を圧迫しているのだという事実を知るのはもっと後のこととなる。
「ていとくは食べないの?」
以下略
878
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/10/01(月) 23:41:27.69 ID:rr+igo730
「目の前でそんだけ大食いされりゃ食欲もなくなるわボケ」
「ていとくは女の子に対するでりかしーが欠けてるかも」
と言いながらも食べるのはやめないインデックス。
以下略
879
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/10/01(月) 23:44:44.08 ID:rr+igo730
思わず間抜けな声を出す垣根。
彼は上条と美琴の契約が終わるのを待っていたのだ。
そこにこの少女がやってきてその場を離れてしまったが、もうだいぶ時間が経っている。
契約はもう終わっていて当然だろう。
彼はそれをすっかり忘れてしまっていた。
以下略
880
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/10/01(月) 23:45:31.82 ID:rr+igo730
「そうか。んじゃじゃあな」
垣根は財布を取り出し、たとえインデックスが全メニューを制覇したとしても十分足りる金額を渡す。
だがそれを受け取った当のインデックスはきょとんとした顔を浮かべ、
以下略
881
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2012/10/01(月) 23:46:51.58 ID:rr+igo730
そう言って、ニコッと満面の笑顔を浮かべるインデックス。
その笑顔はあまりにも眩しいものだった。
「……ハッ。俺が良い人、ね。
知らないってのは幸せだなあオイ」
以下略
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