過去ログ - まどか「それは まぎれもなく コブラだなって」
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2012/07/19(木) 23:38:18.32 ID:RQdD/8Lj0
恭介「もう聴きたくなんかないんだよ!」
恭介「自分で弾けもしない曲、ただ聴いてるだけなんて」
恭介「僕は…僕は…っ!ああ!!」
以下略
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2012/07/19(木) 23:41:21.45 ID:RQdD/8Lj0
拳から力が抜けたと分かったコブラは、恭介の腕を解放した。
涙を流しながら、誰かに訴えるように語り始める恭介。
恭介「諦めろって…言われたんだよッ…!今の医学では治らないなら…バイオリンはもう…諦めろって…ッ!」
以下略
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2012/07/19(木) 23:44:48.98 ID:RQdD/8Lj0
――― 一方。
杏子「…それで?アンタは何が言いたいのさ」
以下略
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2012/07/19(木) 23:46:41.27 ID:RQdD/8Lj0
さやか「ごめんね…二人とも。変なトコ見せちゃって」
さやか「こんな事言うの失礼なのは分かってる。…でも、今日は帰ってくれないかな」
さやか「怒ってるわけじゃないの。…むしろ、感謝してる。ジョーさんが止めなければ、恭介きっと、怪我してたから」
さやか「なんていうか…あたしも、ちょっとだけ…考える時間、欲しいの」
以下略
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2012/07/19(木) 23:49:46.33 ID:RQdD/8Lj0
パチ パチ パチ。
二人の前に、拍手をしながらゆっくりと現れる人影。その口には棒状のチョコレート菓子を銜えている。
以下略
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2012/07/19(木) 23:52:28.77 ID:RQdD/8Lj0
まどか「あ、あ…っ!」
コブラ「まどか、すまないが、先に帰ってマミに夕飯に少し遅れると伝えておいてくれないか」
コブラ「冷めたカレーライスは好きじゃないから、暖かいうちに帰るつもりだがね」
以下略
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2012/07/19(木) 23:56:44.56 ID:RQdD/8Lj0
まどか「早く…早く、マミさんかほむらちゃんに助けを求めないとっ…!」
まどか「このままじゃジョーさんが…!」
急いで、マミのアパートまで走るまどか。
以下略
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2012/07/19(木) 23:59:11.88 ID:RQdD/8Lj0
彷徨うようではあるが、確実にある場所に向かう、仁美をはじめとした集団。
放っておくわけにもいかず、まどかはその後についていくのだった。
まどか(あああ、ど、どうしよう…!)
以下略
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2012/07/20(金) 00:02:41.46 ID:1ZRV5oUz0
コブラ「うおおっと!!」
杏子の渾身の一薙ぎを上空に跳躍して避けるコブラ。真上にあった電信柱の出っ張りを掴み、杏子の攻撃範囲から逃れる。
以下略
70
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2012/07/20(金) 00:05:19.11 ID:1ZRV5oUz0
杏子「…くっ!」
その異常な事態に杏子は素早くバックステップをして、コブラの様子を伺うように構える。
以下略
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2012/07/20(金) 00:08:15.35 ID:1ZRV5oUz0
まどか「…!離してッ!!」
仁美の手を振り切り、洗剤の入ったバケツに猛然と走るまどか。それを掴みとると、勢いよく窓の外へ投げ捨てる。
以下略
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