過去ログ - まどか「それは まぎれもなく コブラだなって」
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75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage]
2012/07/20(金) 00:13:04.20 ID:1ZRV5oUz0

まどか「… …!!ひ、左手が…ジョーさんの、左手が…!」

まどかが見た、ジョー・ギリアンの姿。
硝煙をあげるその銃口は、本来あるべき左腕の場所にあった。見たこともない、異形の銃。まるでそれは身体の一部のように当たり前にそこにあるようだった。

コブラはまどかの前に立ちはだかり、背中を向けながら語る。

コブラ「…まどか、俺も一つ、罰を受けなきゃいけないのかもしれないな」

コブラ「俺はあんたらに嘘をついていたんだ」

まどか「嘘…?」

コブラ「一つは、俺はしがないサラリーマンなんかじゃないって事」
コブラ「一つは、俺は宇宙観光の最中なんかじゃなかったって事…」
コブラ「そして…最後の一つ、俺の名前はジョー・ギリアンじゃないって事だ」

コブラが喋っている間に、魔女の使い魔は次々とコブラとまどかを襲おうとする。
しかし、それらの全てはサイコガンの連射で次々と撃ち抜かれ、一つとして外されることはない。

まどか「…それじゃあ、あなたは…?」

コブラ「俺は…別の世界では、海賊をしていた。宇宙を流れ星のように駆けながらお宝を見つけ、糧にしていた一匹狼の海賊さ」
コブラ「俺には、一つの名があるんだ。…それは」

まどか「それは…?」

サイコガンに、コブラの精神が集中される。銃口が淡く光り、鋭い、サイコエネルギーをチャージする音が聞こえた。そしてコブラは目を見開き、叫ぶ。

コブラ「俺の名はコブラ!不死身の…コブラだぁーーーッ!!」

ドォォォォォ――――ッ!!!

まるで大砲の砲撃のようなサイコガンの一撃が、放たれた。


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