過去ログ - まどか「それは まぎれもなく コブラだなって」
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77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage]
2012/07/20(金) 00:16:18.42 ID:1ZRV5oUz0

サイコガンの高められた精神エネルギーの光は、使い魔達を焼き払い、その本体であるモニターに隠れた『ハコの魔女』をも爆破した。

そして、結界が解け元の物置に戻るコブラとまどか。
コブラは目を閉じて微笑みながら、左腕の義手をサイコガンに被せる。

まどか「… … …」

コブラ「今まで黙っててすまなかった。だが、見知らぬ世界で俺の正体をペラペラ喋るわけにもいかなくてね。何せ、あっちじゃあ俺の首を狙ってる奴がごまんといるからな」

まどか「ジョー…じゃなくって、コブラ…さん?」

コブラ「そ。…まぁ、色々語るのは後だ。少し急ぎたいんでね」

まどか「…まだ、何かあるんですか?」

コブラ「ああ、急ぎの用がある。まどかも一緒にきてくれ、重大な事だ」

まどか「… … …」

まどかが緊張した面持ちでコブラをじっと見ると、コブラはにっこりと笑って駆け出す。

コブラ「早くしないとマミのカレーが冷めちまうんだよーっ!俺ぁ疲れて腹が減って死にそうなんだーっ!」

まどか「… … …へ?」

呆然とするまどかを後目に、物置から急いで出ていくコブラ。

まどか「ま…待ってください!ひ、仁美ちゃんは!みんなはーっ!?わたし一人じゃどうすればいいか分からないよーっ!ねぇ、コブラさーーーーんっ!!」

まどかの声は、空しく、町工場の中に響くのだった。



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