11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/18(水) 16:55:51.02 ID:clEHf3P+o
「私は高木と言う。しがないアイドル事務所で社長をしている」
私の食べっぷりに初めは驚き、やがて眼を細めながら見守っていた高木様は自己紹介をしました。
恩人に先に名乗らせた不徳を恥じ、私は立ち上がって頭を下げて名乗ります。
「四条貴音と申します。この恩義は父祖の名にかけて必ずお返ししたいと」
「ふふふ、まだ若いのにしっかりしておるね。よほど親御さんの薫陶が行き届いているようだ」
「恐縮でございます」
幾分砕けた調子で高木様は身の上話を始められました。
曰く、高木様は婦女子をアイドルなる舞妓のようなものを扱っているそうです。
「それでだね、君を見た瞬間ティン! と来たわけだよ」
「はぁ……」
熱っぽく話される高木様は随分と若々しく見えました。
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