29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/18(水) 17:17:20.05 ID:clEHf3P+o
受付嬢の支配を解いて、寝惚けた眼に問いかけます
「申し訳ありません。765プロというのはこちらでしょうか?」
「あ、あれ?」
夢か現かといった様子で、慌てながらも案内をしていただけました。
事務所はすでに古巣といった様相でひどく安心します。
ソファーの一番具合のよろしいところへ尻を落とし抜け殻のような我が身をいたわりました。
小鳥嬢に入れていただいた緑茶はふんわりと良い香りです。
やはりここは良き場所のようでした。
得心しながら一人頷いていると
「音無くん、またすまんが……」
高木様が先ほどとは違い、怪訝な表情で小鳥嬢を呼ばれました。
「はい」
今度は聞かずとも内容はわかります。
案の定数分で小鳥嬢は、高木様と同じ怪訝な顔つきで戻られました。
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