51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/24(火) 21:25:49.07 ID:B8whUwhOo
ずるずると身を引きずりながらエレベーターを使おうと手を伸ばすと、
「あ、待って待って!」と感心するほど元気な声で少女が駆け込んできました。
「おはようございます。春香殿」
「おはよう貴音さん! いやー、今日も暑くて参っちゃうね」
とても参ってるようには見えませんでした。
その事を率直に伝えると、健康的な汗をハンカチで拭きながら
「貴音さんって暑いの苦手なんですか?」と質問されました。
「えぇ、私は暑いのも寒いのも苦手でして」
どちらも過ぎれば身動きが取れなくなります。
「あははは、それは皆そうですよ〜」
「ふふ、ですね」
汗一つかかずに……、いえ、汗一つかけずに私は笑いました。
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