61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/24(火) 21:31:43.52 ID:B8whUwhOo
受話器を置きますと、すぐにまたどこかへ掛けなおしています。
「あ、プロデューサーさんですか? 私です、音無です。雪歩ちゃんがまだ家に帰っていないそうで……」
なにがあったという訳でもなし、何故ここまで心配しているのでしょうか。
私はそれがとても不思議に思えました。
「ふぅ……」
溜息をついた小鳥嬢に問いかけます。
「彼女も自立してしかるべき年齢だとは思いますが、なぜそこまで案じておられるのですか?」
とてもおかしなことを聞いたと言わんばかりにきょとんとされてしまいました。
「そうねぇ……。貴音ちゃんはそういうところしっかりしているけど、そうでもない人もいるってことかな」
「ふむ……」
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