64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/24(火) 21:33:46.80 ID:B8whUwhOo
れっすんるぅむには人の気配がありませんでした。
それなのに扉は施錠されておりません。
私は一抹の不安を感じながら扉を開きました。
「……!」
糸が切れた人形のように四肢を投げ出して倒れていました。
一歩踏み入りますと熱せられた空気は、外と比較にならないほどの温度で悪意すら感じました。
「萩原雪歩!」
名を呼んでもピクリとも反応しません。
口元を腕で覆って近寄ろうとすると、即座に体温が上昇し始めたのを感じました。
長くいては私も無事ではすまないでしょう。
髪を広げて影を作り日差しを防ぎます。
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