9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/18(水) 16:54:09.08 ID:clEHf3P+o
「ふむ……。お嬢さんよろしければお食事でもどうかね?
こんな年寄りが相手は退屈させてしまうかもしれないがね」
はしたなくも下を向いたまま舌なめずりをしてしまいました。
私は先ほどから強い匂いを放つ店を選びました。
驚いたような顔をされていましたが、特に不満はないようで連れ立って暖簾をくぐります。
「へいらっしゃい!」
頭に布巾をまいた若衆が威勢よく挨拶をします。
案内された席に着くと「ご注文は!?」とこれまた大きな声で問われました。
めにうなるものを見て私は「あぁこれは蕎麦の親戚かなにかなのだ」と思いました。
「何でも好きなものを頼みなさい」と紳士は好々爺とした表情ですすめてきます。
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