14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/07/18(水) 22:15:57.67 ID:0cCa/XPqo
もう一方の皿にラップして、給湯室を後にした。
もしここで食事をとっている間にあずささんが帰ってしまったら…
そんなことは考えたくもなかった。
音無さんとの約束を反故にするわけにはいかないし、
あずささんを失踪させてしまったら大変だ。
扉を開くとソファの背もたれ越しにあずささんが顔だけのぞかせていた。
P「おはようございます、あずささん」
あずささんが寝ぼけ眼でこちらを見つめてくる。
どうにかこの、平静を装ったふうな顔を保とうと努めた。
あずさ「おはよう……おとーさん、ごはんできたの?」
平静を装っていたであろう顔が一気に崩れていくのがわかる。
自分が今どんな顔をしているのか、それすらわからなかった。
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