過去ログ - 男「地球ももう終わりか・・・」
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30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/07/21(土) 21:20:37.25 ID:iYkTWdYpo
男「ないか、次は生活維持システムについてだ。宇宙船内は地球とできる限り同じ環境になるよう工夫されている、つまりこれは植民先でも応用の効くことを意味する。植民先は地球型惑星だが全く同じというわけではない、その微妙な環境の違いから体調不良を引き起こす者もいるだろう。」

男「まず酸素魚雷だがこれは人工光合成装置使って作っている。太陽系内のコロニーにも設置されているののだな。これを動かすのには大量の電力が必要で核融合炉のような強力なものが必要だ、そのため船外作業はまだボンベを着用しなければならない」

囲「先生、船内設備としての植物園も酸素供給システムの一環と聞いたことがあるのですが全体のどの程度の割合を示すのですか?」

男「ふむ、一般的な船における割合は5%前後だそうだ。この船は植物園もでかいがそれ以上に船体がでかいからな、3%ほどだろうな、詳しくは今度聞いてこよう。」

囲「ありがとうございます」

男「うむ、次は水だな、水も船内生成されるわけだがこれには先程の人工光合成装置が必須だ。何故ならばそれにより生成された酸素と宇宙空間の水素を分解して作るためだ。この方法は宇宙空間や大気のない星での利用はもちろんのこと、その星の水が体に合わない場合に生成しなおす事もできる」

男「今日の授業は食糧事情の導入を話して終わりだ。この船には60万ほどに人が乗っており小都市の人口に匹敵する。当然食糧消費も膨大だが貨物室には1年分の食糧しか積み込まれていない、さらに船団内の輸送船に半年分が積まれているがあとの1年半は自給しなければならない。船内の食糧生産施設では月当たり10万人分の食糧を賄うことが出来るが当然足りない、全体の2割だそこで活躍するのが社会化見学にもいく食糧生産船だ。この船団に配備されている食糧生産船群は船団内の6割の食糧を月ごとに生産することができるぞ、詳しいことは次の授業でだ、お疲れ様、次の時限は別の先生が来るぞ、しっかり受けるんだぞ」



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