過去ログ - 将軍「久しいな」剣士「めんどくせぇつってんだろ！」
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45: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/21(土) 00:56:16.99 ID:yEmb1SP8o
鍛冶２「あぁ？　昨日も言っただろうがよ！　あの怪我した奴の埋め合わせをだｎ」

剣士「どうして？」

鍛冶２「あ？」
以下略


46: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/21(土) 00:58:52.45 ID:yEmb1SP8o
　　村民１『へい、あっしは鉄鉱山で坑夫をしておりやす。その日も、朝に仕事場の坑道へ行こうと通りかかったんですが……』
　　娘『兄が坑道近くの精錬所で働いてまして、その日はお弁当を届けに行ったんです』

剣士「あの廃坑へ続く道は、その先にある坑道や精錬所へ続いている」

以下略


47: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/21(土) 01:00:48.09 ID:yEmb1SP8o
剣士「これ、なにか解る？」ｽｯ

鍛冶２「あ？　なんじゃ？　小瓶に気色悪い色の液が入っとるが……なんかの薬か？」

剣士「あの廃坑に住んでた魔獣の体液だ」
以下略


48: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/21(土) 01:02:34.11 ID:yEmb1SP8o
鍛冶２「ぐっ……？」

剣士「いま、言ったな。『魔獣は魔獣だろうが！　人の腕を食いちぎるくらい……』と」

鍛冶２「う、うぅ……」
以下略


49: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/21(土) 01:07:05.80 ID:yEmb1SP8o
　ﾊﾞﾝ!!

護衛「証拠なら、ある！」

鍛冶２「え……」
以下略


50: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/21(土) 01:08:00.99 ID:yEmb1SP8o
剣士「くだらねぇ」

鍛冶２「なんだと！？」

剣士「くだらねぇんだよ」
以下略


51: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/21(土) 01:10:09.05 ID:yEmb1SP8o
護衛「大人しくしろ！　お前を連行する！！」

鍛冶２「……で、でも……待ってくれ。お、俺はあいつを呼び出したりしてねぇ」
護衛「往生際が悪いぞ！」

以下略


52: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/21(土) 01:14:00.15 ID:yEmb1SP8o
剣士「お呼びたてしておいて、今まで放っておいてしまって悪かった」

娘「い、いえ……」

剣士「君を呼んだのは、たった一つの質問に答えて欲しかった」
以下略


53: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/21(土) 01:16:44.41 ID:yEmb1SP8o
　医者『ふむ……なら大して言い添えることもありませんが……２日前の昼頃ですな。あの娘さんが、診療所に駆け込んできて』

　医者「『鍛冶が、廃坑近くの茂みで大怪我をして倒れておるから、助けてくれ』と……」
　　　　　　~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
剣士「あなたは倒れている人間の顔を見ている。でないと、相手を特定できない」
以下略


54: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/21(土) 01:17:19.96 ID:yEmb1SP8o


娘「右腕でした。間違いありません」


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