過去ログ - 将軍「久しいな」剣士「めんどくせぇつってんだろ!」
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57: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/21(土) 01:24:29.52 ID:yEmb1SP8o
剣士「誰も見ていない状況で、あなたは焦った。このままでは死んでしまうかもしれない。もしかしたら、もう死んでしまったかも。医者を呼ばなきゃ……」

剣士「あなたが、彼を見たのはこのときが最後だ。それ以降は診療所に入院、面会謝絶だったから、実際に腕をなくした姿を見ることはなかった」

剣士「しかし、医者に言うにしても、正直に言ったら罪に問われてしまうかもしれない。だから、あなたはこう言った」

 医者『鍛冶が、廃坑近くの茂みで大怪我をして倒れておるから、助けてくれ、と……』
                      ~~~~~~~~
剣士「驚いたろうね。『頭を打った』大怪我のはずが、『片腕がなくなってた』んだから」

剣士「だが、どうやらそれは魔獣がやったらしい。ということになった」

剣士「実際は、腕に関しては、君が診療所へ向かっている間に、そこの鍛冶2がやったことだったわけだ」

剣士「鍛冶2にとって、彼の利き腕は、仕事で使う左腕のことだった。被害者と鍛冶2は一緒に仕事をしたこともある」

剣士「ともかく、あなたは被害者の頭の怪我と腕の怪我の原因が一緒にされているために、自分の罪について沈黙する道を選んだ」

娘「…………う、ううぅ……うああぁぁぁぁぁっ!」

娘「そ、そんなつもりじゃなかったんです! あ、あたし……あたし……」

娘「あの人が、目覚めたらすぐに名乗り出るつもりでした! でも、でも……う、うぅ……」

剣士「…………」

護衛「…………」


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