過去ログ - 恒一「ポケモンバトルに負けたら廃人になる現象?」
1- 20
171:VIPにかわりましてHAIJINがお送りします[saga]
2012/07/28(土) 01:19:42.96 ID:wf43rNF20


見崎と赤沢さんのポケモンバトルを終えると、みな言葉少なめに食堂を後にした。沈んだ顔をした和久井君の顔が印象に残った。


鳴「……榊原君」

恒一「……見崎」

鳴「赤沢さんのところに行って」

鳴「……和久井君も」



赤沢さんの部屋。の前。


杉浦「何しに来たのあなたたち」

恒一「……赤沢さんに話が」

杉浦「今はダメ。わかってるでしょ」

和久井「さっきのこと、謝りに来たんだ。バトルをけしかけてごめんって」

恒一「だから杉浦さん、お願い―――」

杉浦「…ふざけてるのあなたたち。これ以上泉美に恥の上塗りをしろっていうの?」

杉浦「勝ったほうの主張を通す。それがこの勝負の目的でしょう。泉美も、あなたも。それを承諾した」

杉浦「だから帰って」

和久井「……伝言だけは頼めないかな」

杉浦「言わないわよ私」

和久井「ありがとう、杉浦さん。じゃ、じゃあ赤沢さんに『無責任な提案してごめん』って伝えておいてくれないかな』

杉浦「……言わないわよ、私」

和久井「ほ、ほら榊原君も」

恒一「僕は――――」

杉浦「榊原君のだけは耳に挟まないことにしてるわ。だから」

恒一「――――わかった。じゃあ」クルッ

和久井「ちょっ、榊原君! ……杉浦さん、本当に聞かなくていいのかな?」

杉浦「今の泉美には愛しの彼の言葉は逆効果。私がどうこうできるものじゃないわ」

杉浦「あなたも行って。騒がれるのは嫌なの」



泉美「……」

杉浦(まるで人形ね。皮肉にも見崎さんが勝ったことで『つよいもの』がその責務を放棄していない証明になったわね)

杉浦(今の泉美にかける言葉は私にもない。今は放っておくことしかできないわね――――)








<<前のレス[*]次のレス[#]>>
431Res/474.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice