過去ログ - 桃太郎「鬼ヶ島に到着し、今鬼と対峙しているのだが…」
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138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/09(木) 23:00:04.84 ID:rTnGZe5l0
鬼「…」

桃太郎「…この太刀は、俺の家の家宝の…」

鬼「そうだ。昔、お前らが私の父を殺した時に奪っていったものだ」

桃太郎「…お前の親父…」

鬼「そうさ、それまでは息を潜め静かに暮らしていたのにお前らが突然きたのさ」

鬼「…桃太郎は2人いた…お前と、あともう1人…」

桃太郎「知っている。伝説の英雄の…」

鬼「こっちでは最悪の極悪人だ。」

鬼「お前らが忘れても、こっちは忘れてはいない」

鬼「だって、お前ら人間よりも何倍も生きるからな」

鬼「私は父の跡をついでからずっと、復讐を目論んでいた」

桃太郎「…最近やけに妖怪が出てきていたのは…」

鬼「そうだ、全て私が命令してやらせた」

鬼「鬼ヶ島にお前が来た時、私はお前を生かす気なんて無かった」

桃太郎「じゃあなんで俺を殺さなかった」

鬼「お前から父の太刀の気が流れてきたからさ」

桃太郎「…」

鬼「だからお前を油断させて、
太刀を取りかえすついでに偵察がてら街へ行くことにしたのさ。」

桃太郎「あの時の鬼の首は…」

鬼「ふっ、首をはねられたくらいで鬼が死ぬわけは無いだろう」

桃太郎(…普通死ぬわ)

鬼「…だけど」



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