過去ログ - 黒神「起立!」安心院「礼」球磨川『着席!』久々原「お前は座ったらダメだろ」
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24:VIPにかわりまして不知火半纏がお送りします[saga]
2012/08/08(水) 21:50:28.87 ID:2xdPuPUAO


不知火「ありがとうございます米良先輩。飯塚先輩にも感謝の旨を伝えてもらえると助かります」

米良「了承した、ロードにはあとで私が伝えておこう」

不知火「はい、お願いします。……さて、それじゃあお嬢様、あたしはお先に失礼しますねー☆」タッタッタッ

黒神「ま、待て不知火! 私との決着はまだついていないぞ!?」ガタッ

米良「……黒神、決着ならばまた明日つければ良いだろう?」
黒神「くっ、しかし……!」

米良「それに、『生きることは食べることで、食べることは殺すこと』なんだ。今お前の目の前にあるステーキは、お前の血や肉になる為に殺された牛の一部だ」

米良「料理の食べ方については何も文句はない。無邪気な子供の様にナイフで細かく刻もうが、不知火のように一口で丸呑みしようが、結果全てを平らげるのなら私は構わない。」



米良「――だが私は、食する者が食事中に席を立つ事は許さない。それは殺された動物に対して冒涜に価する行為だ」



黒神「っ、……」

米良「それを理解したのなら席に着け黒神。そして目の前の食材となった動物に、最大限感謝して残さず食せ。それが今、お前がすべきことだ」

黒神「……はいっ! 誠に申し訳ない米良先輩! そして私の為に食材となった動物達よ! お前達の命はこれより私の血となり肉となる――――それを以て、私はお前達に感謝の意を表明する!!」リンッ!










米良「効果音はいらない、やり直しだ」

黒神「ええっ!?」



〜Fin〜





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