過去ログ - まどか「未来から来た私の子供!?」
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23: ◆Y9E2ABw2YKVM[sage saga]
2012/07/21(土) 21:58:31.95 ID:X9vlZUyI0
女の子「私……。どうしたらいいんだろう……。親からは見放されて……。この時代には友達もいないのに……
    これから一人で寂しく生きていくしかないのかな……。
    そして、寂しく一人で死んでいくしか……。ぐすん」

まどか「え!? ちょっと! ごめん! ごめんなさい! 謝るからそんなこと言わないで!」

痛みます。私の心が痛みます。私は何も悪くないはずなのに心がズキズキします。

女の子「謝られたって……。あなたは私を認知してくれないんでしょう?」

認知ってなんですか。
まさか私の年で認知を迫られるとは思ってもみませんでした。

まどか「え、えー。だって……」

そりゃできませんよ、だって。ねぇ?

女の子「うっ……。やっぱり私は一人なんだ……。一人で死んでいくしかないんだー!!」

今まで瞼という防波堤で止まっていたはずの涙という名の津波が一気に堰を切って流れ出しました。
なんでしょうこれ。完全に悪者です。私。
ワンワン泣く女の子に完全にパニックになった私はついうっかりと

まどか「あ、あー! わかったよ! 認める! 認めるから泣き止んで!」

っと言ってしまいました。
我ながらちょろいです。

女の子「そうですか」

まどか「えっ」

え? なに? この子今まで泣いてたよね? あれ? 私、幻でも見てた? ロッソファンタズマ?

まどか「あ、あれ? 泣いてたんじゃ?」

女の子「泣いてましたよ? 酷いことを言われたんで」

まどか「え、でも、あれ?」

女の子は私のキョトンとした表情を見てなにか察しがついたのか

女の子「あなたに一つ教えておきます」

っと人差し指を口の前に立てて。

女の子「涙は、女の武器ですよ?」

っとにやりと口角を吊り上げて言い放ちやがりました。


ママ、パパ。今日私は女の怖さを学んだよ――。


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