過去ログ - まどか「未来から来た私の子供!?」
↓ 1- 覧 板 20
526: ◆Y9E2ABw2YKVM[saga]
2012/08/01(水) 00:28:27.45 ID:DNGo6+BZ0
―QB―
――少し前 結界前にて ――
QB「まどか、願いはどうするんだい?
君ほどの才能ならどんな途方もない望みだろうと叶えられるだろう」
数多の時を束ね因果の特異点となった彼女ならばどんな願いも叶えられる。
まどか「……」
QB「さぁ、鹿目まどか。その魂を対価にして君は何を願う」
まどか「私……」
一つ深呼吸をするまどか。そして、落ち着いた目で語る。
まどか「願いは望まない」
QB「な――!」
どういう意味だ。
まさか、魔法少女にはならないということじゃ。
まどか「勘違いはしないで。魔法少女にはなるよ。
ほどかちゃんを止めるためには力が必要だから」
QB「なら、どういう……」
まどか「そして、私が願うのはほどかちゃんを止めること。
それは私自身の意思で、私自身の想いで」
QB「……」
まどか「奇跡なんかに頼るんじゃなくて、私が自らの意思でほどかちゃんを止める」
私の想いであの子を止めてみせる――。
私の意思であの子を連れ戻して見せる――。
まどか「これが私の想い、私の祈り」
人の想いの力が引き起こす。絶対の理。
QB「そんな、馬鹿な!」
エントロピーが――!!
まさか、願いも言わずに彼女は――!
まどか「さぁ、キュゥべぇ! 私にほどかちゃんを止める為の力を――」
あの子に私の想いを伝える為の力を――!
QB「――!!」
582Res/635.36 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。