過去ログ - まどか「未来から来た私の子供!?」
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528: ◆Y9E2ABw2YKVM[saga]
2012/08/01(水) 00:29:36.83 ID:DNGo6+BZ0
QB「ある意味でまどかは正真正銘の魔法少女になったと言えるね」

ほどか「っ――!」

そんな、馬鹿なことが……。

まどか「ほどかちゃん。世界を救おうとするあなたの行為は立派だよ?
    だけどね」


――その為にあなたが命を犠牲にすることは間違ってる。


ほどか「そんな、こと――!」

綺麗事だ。
それが間違っているというのなら、人が今も生きながらえていることすらも許されないことになる。

ほどか「人は大勢の人を生かすために少数の犠牲を容認してきました!
    それは種を残す為に! 未来に生きる人達の為に! 明日の為に!」

だから、私も過去に習って自分の命を投げ出してでも遂行する。
みんなの生きる場所を守る為に、大好きな人達の笑顔の為に……。






まどか「そうだね。確かにそう。でもね、本当に人がそれを望んでいると思う?」

ほどか「なにを――!」

まどか「人が歴史を、悲しい記録を残すのは、その過ちを繰り返さない為。
    次、同じことが起こった時の為に対策を講じる為」

ほどか「それが、どうした! それでも犠牲が出るのは止むをえない場合もある――!」

今がそうだ。私が止めないと宇宙のエネルギー問題は解決できない。
そして、それを解決しないと、苦しむ魔法少女は今も生み出され続けるんだ。

ほどか「それを間違っているというのなら! あなたが誰も犠牲にせずに済む方法を今出して見ろ――!」

出来るはずがない。そんなこと。





ほどか「出来るはずないよね! だっていくら想いの力が強くても、永遠の存在にはなれないあなたが!
    未来永劫ずっとこの宇宙を守れるわけではない! だって死ねばあなたの想いは無くなるんだから――!!」

人の想いなんてその程度だ。死ねばその人の想いはなくなる。

だから、絶対の存在が必要なんだ。
永遠の存在がこの世界を見守り続けなければならないんだ。


ほどか「なにも出来ない無力の分際で! わかったふうな口をきくな――!!」

そう叫び、パパに一気に近寄る。

そして剣を振り降ろす。


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