過去ログ - まどか「未来から来た私の子供!?」
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535: ◆Y9E2ABw2YKVM[saga]
2012/08/01(水) 00:33:11.15 ID:DNGo6+BZ0
マミ「凄い……」

さやか「これならいける……」

杏子「あぁ!」

それぞれ、その姿を変えたマミさん達が私を睨み付ける。

ほどか「――ッ」

その凄まじい気迫に押され後ずさる私。
だがすぐに思い直し、戦闘態勢をとる。

ほどか「姿を変えたからといって、なんですか――!」

そうだ、どれだけ力を増幅させても私に勝てるわけがないんだ。
想いの力なんかに私の覚悟が負けるはずはないんだ。





さやか「本当にそう――?」

ほどか(速い――!)

さっきまで離れていた場所にいたと思っていたさやかさんがいつの間にか私の目の前に現れる。

その姿は、侍が着る藍色に染められた袴のようなものを着用し、背には蒼く清廉に輝く翼。
そして、腰には日本刀が携えられていた。

鞘に手を置き刀を抜きはらおうとするさやかさん。

だけど、黙ってそれを許すほど今の私は甘くない。

ほどか「不用意に近づくから――!」
隙だらけのさやかさんに先に攻撃しようと大剣を操る。
そして、さやかさんの体を風圧で吹き飛ばすように縦に下ろす。

だが、

ほどか「――!?」

大剣はその役目を果たすことなく私の前で砕け散った。





ほどか「そ、そんな――」

さやか「あんたの覚悟は誰かを傷つけてまで成し遂げられる程、強くはないよ」

一閃。

さやかさんが刀に触れた瞬間、青の閃光が奔ったかと思うと、さやかさんの姿は私の後ろへと移動していた。

そして、刀を鞘に納める音が聞こえると同時。
私の覚悟を示す剣はその姿を瓦解させ、真っ二つに斬り離されてしまった。


ほどか「あ、ありえない――。こんなことは――」

ありえない。ありえるはずがない。
私の力は、最強のはずなんだ。全てを成し遂げる為に私は無敵の力を、強さを得たはずなんだ。

なのに、どうして――。



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