過去ログ - テッラ「困りましたねー」フィアンマ「言う程困ってもいないだろう」
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54: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/08/05(日) 17:08:44.70 ID:Mo1bhrZ+0

別に脱がしたからといって、何か性行為に及ぶ訳ではない。
用意したのは石鹸水のお湯と、清潔な普通のお湯、タオル数個。
下着含め全ての服を脱いだフィアンマの体躯は白く、全体的に見れば細く。
秘部に関しては備わるべきものが両方共ついている為、まるで天使の如き。
好いている人の肌を見ればそれなりに興奮してしまうのはいくら聖職者とはいえ、テッラに関しては仕方が無いにしても。
問題はフィアンマの方の態度だ。貞操も羞恥も無い。

フィアンマ「そんなに目を逸らしていても出来んだろう」

テッラ「大丈夫、ですねー」

フィアンマ「何も大丈夫ではないが」

ほら、とテッラの、タオルを握る手、その手首を掴み。
導く先は、既に拭き終わっている上半身ではなく、下腹部の方向。
口達者にも関わらず、こうと決めたら口より先に手が出るのがフィアンマの悪癖だ。
テッラはといえば、どうすることも出来ないまま固まっている。
それをどうとったのか、フィアンマは自嘲するように嫌な笑みを浮かべてみせた。

フィアンマ「…やはり、半端者の身体は気味が悪いか?」

テッラ「そのような事はまったく考えていません」

きっぱりと言い切るテッラを見つめ、ゆっくりと首を傾げながら、フィアンマはテッラの手首を撫でる。
不思議そうな表情だった。
そんな反応を見、緊張が解けたのか、テッラは目元を和ませて言う。

テッラ「…好きな相手の身体がどうであれ、不気味がるなどありえませんねー。本当に好きであるならば、この反応が普通です」

フィアンマ「……、」

テッラ「神聖さを取り除いたにしても、気味が悪いなどとは思いませんでした。ただ、…直視すると、劣情を催しますのでねー…」

フィアンマ「…今なら、性行為をしてもノーカウントになるかもしれんぞ?」

テッラ「いえ、私は聖職者ですからねー」

あくまで聖職者という職業を貫くテッラにつまらなそうな表情を浮かべ、フィアンマは手首を離す。
テッラは少しばかり悩んだ後、ゆっくりとフィアンマの下腹部、及び下半身を拭き始める。
途中フィアンマの陰茎や陰核にタオルが触れ、互いにびくりとする様はまるで初めての性交のようで。

フィアンマ「…もしもの話をしようか。もし、お前が聖職者でなかったら、どうしていた?」

テッラ「…、致していたでしょうねー…」

フィアンマ「…まぁ、そうだろうな。…別に嫌ではないが」

テッラ「…、今のはどういう」

フィアンマ「…さて、身体も拭き終わった事だし、俺様はもう一度寝直すか」

テッラ(無理やりな誤魔化しですねー…)



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