過去ログ - 天海春香「私のプロデューサーさん」
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/07/22(日) 00:05:55.95 ID:ze0PAYTP0
そして、新しいプロデューサーと顔を合わせる日がやってきた。
「や、初めまして。私が君のプロデューサーだ!」
ショートの黒髪が跳ねている。私より背の高い人。
体もバッチリ引き締まってて、とっても爽やかな感じ。
「天海春香です!よろしくお願いします!」
「あはは、固い固い!もっと楽しくいこうよ!」
そう言ってがしっ、と肩を組まれた。
「え、わひゃあ!」
「んー!体の感触!柔らかい!やっぱ若い子はいいなー肌きれいだなー」
「わ、ちょちょ!やめてくださいよーもー」
「あはは、ごめんごめん」
ぱっと体を離して、
「私、ダンスは専門外だけど、歌のことなら結構分かるんだ。春香、よろしく!」
素敵な笑顔を見せてくれた。
底知れないエネルギーを持ったプロデューサーさんの明るさに、私は随分と安心した。
――正直、前のプロデューサーさんと離れて落ち込んでいたから。
捨てられたんじゃないか、という思いはずっと心の中にあった。
それに、新しい人が怖かったり合わない感じの人だったら、という不安も少なからずあったから。
「とりあえず1週間!1週間私に頂戴!春香のこと、全部知りたいから」
そう言ってプロデューサーさんは一週間、ずーっと私と一緒に居た。
そして、質問攻め。本当に根掘り葉掘りどころか土台全部を掘り返される勢いで、質問された。
一晩は無理やりプロデューサーさんの家に泊まらされたほど。
「こういうのは女同士だと便利だよね」というのはプロデューサーさんの弁。
でもその強引さも何だか嫌じゃなくて、つくづく良いプロデューサーさんに恵まれたと思った。
レッスンの時には、凄く真剣な顔で私を見てた。
トレーナーの人と熱心に話をして、帰り道では
「春香は歌ってるのが似合うね」
なんて言ってくれた。
頑張らなきゃ。頑張らないといけなかった。
新しいプロデューサーに応えるためにも。
ダンスも、歌も、これまで以上に。
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