214: ◆hdSJbJZZTU[saga]
2013/04/05(金) 19:11:11.46 ID:gYvnoeHM0
一方「おい打ち止め、走れるか?」
打止「な、なぁに!? ってミサカはミサカはパニック状態の頭をなんとか動かして肯定したり!」
一方「こいつらが出てきた場所から逃げるぞ。そこくらいしか逃げ道がねェ!」
打止「う、うんっ!」
――
一方「それにしてもどォなってンだよ、いくら何でも多すぎだろ」
打止「あ、部屋! どこかに扉のあるトコロは!? ってミサカはミサカは『絵の女は扉を開けない』って事を思い出してみる!」
一方「……駄目だ、こいつは両方とも開かねェ。あとは二つ……鏡のところともう一つ通り過ぎたヤツがあるな。
それでどっちも開かなかったらチェックメイト、か」
打止「でもまだ終わってないよ! ってミサカはミサカはまだ希望はあるって進言してみたり!」
一方「あァ、わかって―――ッ!? 打ち止め!!」
打止「えっ? ってミサカはミサカは問い返してみる」
「 綺麗な薔薇ね 」
打止「あ…………っ!!? いつの間に、」
一方「チッ、クソッたれ!」
「 私に―――ッギャアアアア 」
打止「つ、潰れた……? ってミサカはミサカは薄目で確認してみたり。どうして」
打止「この杖、あなた!?」
一方「……別に、紫外線そのほかにあててた演算領域を平衡感覚に回しただけだ。思いついたのはさっきだが」
打止「そんな事して大丈夫なの? ってミサカはミサカは助けてくれた礼よりあなたの身を案じてみる」
一方「早く行くぞ。長時間保てる訳じゃねェンだ」
打止「う、やっぱり無理して……って、そんな事言ってる場合じゃないか! ってミサカはミサカは迫りくる絵の女を横目で見つつ走り出してみたり!!」
一方「開いてる……だと? 誘われてンのか」
打止「あなたよくそんな余裕あるね、ってミサカはミサカはあきらかにミサカより運動能力は低いのに冷静なあなたに脱帽したり!
もうそれしかないんだってば! ってミサカはミサカは加えて告げてみる!!」
一方「……チッ、賭けるしかねェか!」
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バタンッ!!
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